監視アプライアンス「EasyBlocks 監視」の様々な活用例

私たちの製品に限らずですが、通常、監視アプライアンス製品といえばDHCPやDNS、Syslog、Webサーバーなどの特定のサーバーの死活監視や、ルーター・UTM・ネットワークスイッチ等のネットワーク機器の死活監視に使用されることが多いです。

当社のPing監視やポート監視に特化したアプライアンス「EasyBlocks 監視」についても日々ユーザーの方からさまざまなお話を伺いますが、この記事ではいただいたお話の中で「こんなところでも使えるんだ・・・」と思った監視の活用例をご紹介したいと思います。

IPカメラの死活監視

IPカメラはビルや施設のセキュリティを向上させる重要なツールの一つですが、これらのカメラが正常に動作しているかを常に確認することが不可欠です。Ping監視を利用することで、IPカメラがネットワーク上で応答しているかを確認し、問題が発生した際には迅速に対処することができます。

例えば、不動産の管理会社で、IPカメラを導入しているが、「問題が起きたときにカメラの録画データを見たらIPカメラが壊れていて録画できていなかったことに気付いた」といった声もお聞きしました。普段ずっと見ているものではないが正常に動いていないと困るという、まさに監視の導入が必要な例ですね。

IoTデバイスの監視

IoT(モノのインターネット)の普及に伴い、工場、オフィス、医療機関など、様々な施設へIoTデバイスが設置されています。IoTデバイスをIP通信させるためにはIoTゲートウェイが設置されているケースが少なくありません。IoTゲートウェイのPing監視を通じ、IoTのシステムそのものが正常に稼働しているかどうかを監視することが可能です。デバイスがネットワークから切断された場合、管理者に通知することで、問題が生じる前に対処することができます。

リモートオフィスの接続状態監視

リモートワークの増加に伴い、企業は世界中に点在するオフィスやリモートワーカーの接続状態を確認する必要があります。Ping監視を使用して、リモートオフィスや在宅勤務者のデバイスがインターネットに接続されているかどうかを監視することで、通信の問題を早期に発見し、ビジネスの継続性を保つことができます。

特に、リモートワークの推進や、通信環境を運用管理する情報システム担当者様でこのような使い方が多いのではないでしょうか。

まとめ

Ping監視は、そのシンプルさに反して、多様な形での応用が可能です。死活監視からネットワークパフォーマンスのトラッキング、緊急時の通信保証まで、Ping監視を活用することで、より効果的なネットワーク管理を実現し、ビジネスの継続性とセキュリティを強化することができます。監視アプライアンスの活用方法を再考することで、新たな価値を発見し、日々の運用をよりスムーズにすることができるでしょう。

これを読んでいただいている方のなかでも、「こんなところの監視にも使える?」といった些細なことでもお気軽にご相談いただければ幸いです。

EasyBlocks 監視 | ぷらっとホーム株式会社
EasyBlocks 監視はサーバーやネットワーク機器へのPing監視やポート監視などで死活監視を行う、シンプルな監視アプライアンス製品です。
星 賢志

1985年生まれ、2児のパパです。
日頃、マーケティング部署でメンバーと試行錯誤しています。ブログ記事を一番書いているのは僕だったりします。
マーケティングは奥が深すぎて日々勉強の毎日ですが、子どもからプレゼントされたポケモンカードも奥が深すぎて参っています(笑)
移住するなら、宮古島できれいな海を見て、美味しいものを食べて生活したいですね(^O^)

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