みなさん、2025年はどんな一年でしたか?こちらはというと、今年の振り返りをしようとして、まず最初に数字を見てしまいました。
ネットワーク事業部は、2023年あたりからネットワークサーバーアプライアンス製品「EasyBlocksシリーズ」に注力してきたのですが、2024年4月〜12月と2025年4月〜12月の「売上高」で比較すると、ざっくり約1.6倍。思ってた以上に伸びてました。

内容としてはNextGIGA関連のDHCPサーバーアプライアンス製品の採用が増えたり、ログサーバー製品も民需だけでなく官需での採用例が増えたり、という積み上げが効いてきた印象です。
この伸びの理由を一言で言うのは難しいんですが、展示会・ウェビナー・個別提案など、いろんな営業/販促の積み上げが、効いてきたのだと思っています。
このままだと年が明けて「結局なにしてたっけ?」になりそうなので、ここで一回、2025年に当社ネットワーク事業部が行ったこと、を以下3つのテーマに分けてまとめてみます。
- 新製品
- 市場調査
- 展示会
さらに当社のもう一つの注力事業、Web3事業についても動きが多い年でした。最後に併せてこちらもご紹介したいと思います!
新製品リリース:EasyBlocks Syslog Reporter
2025年6月、ログ可視化アプライアンス「EasyBlocks Syslog Reporter」を発表しました。これまでの「EasyBlocks Network Reporter」の後継として、Syslog機能を“主役”にして強化したリニューアルです。

なぜ今Syslog?(需要が高まってる話を少し)
最近、Syslogって「一応取ってます」では済まない場面が増えてきた感があります。
- トラブル時に原因特定を早くしたい
- 監査・運用の観点で長期保存や可視化が必要
- いざという時に「ログどこ?」をやってる時間がいちばんもったいない
このような背景もあって、Syslogを軸に現場で効く方向へ寄せたのが今回のSyslog Reporterです。
ウェビナー後日談もあります
リリースに合わせて実施したウェビナーの内容は、ブログでダイジェストにまとめています。「見逃した」「要点だけ押さえたい」方はよかったらこちらもどうぞ。
市場調査:NEXT GIGAで課題がいろいろ浮き彫りに
教育現場のネットワーク環境に関する実態調査を実施しました
2025年2月、NEXT GIGAに向けた教育現場のネットワーク環境について、実態調査を行いました。端末更新だけではなく、校内ネットワークや運用面の課題も含めて「次のフェーズに入ってきたな・・・」という空気を感じる内容です。
NEXT GIGAの話って、どうしても“理想”が先行しがちなんですが、現場の声を集めてみると、安定性・速度・トラブル対応みたいな、かなり現実的な課題があらためて見えてきました。

展示会:地方からInteropまで、現場で鍛えられる
今年は地方の展示会から首都圏の大型展示会まで、いろいろ出展しました。
展示会に出展すると、現場の方々から「いま実際こう困ってて・・・」という生の声をもらえるのが本当に大きいです。こちらが想定していなかった使い方や、逆に「そこは足りない」みたいな突っ込みも含めて、毎回学びが多くありがたいです。
展示会の振り返りはブログでもいくつかまとめています。「現場の空気感」を知りたい方は、よければこちらも覗いてみてください!
Web3:今年はいろいろ動きました
当社が注力しているもうひとつの事業、Web3事業。2025年は露出・共同研究・協業・地域実証など、動きの多い年でした。すべて書くとものすごい量になるので、いくつかピックアップしてご紹介します。
読売テレビ「ウェークアップ」に出ました
読売テレビ「ウェークアップ」で、当社のWeb3関連の取り組み(日本酒の実証など)をご紹介いただきました。一般の方が見るテレビ番組でお伝えできる機会は本当に貴重でありがたい限りです。

放送された内容はYouTubeにもアップロードされているので、ぜひこちらもご覧ください!(4:33秒頃から当社をご紹介いただいています!)
特定子会社「Things Revolution株式会社」を設立
Web3事業の推進体制として、特定子会社「Things Revolution株式会社」の設立を決議しました。事業を加速させるための器を整えました!設立の目的等の詳細はIRを出しているのこちらをご覧ください。
「ねぶた祭DAO」実証実験を開始
Web3技術を活用した地方創生の取り組みとして、「ねぶた祭DAO」の実証実験を開始しました。伝統文化×コミュニティ×デジタルの組み合わせ、うまく噛み合うと面白い未来が見えそうです。

まとめ:いろいろあったけど、来年もよろしくお願いします
いろいろあった2025年でしたが、振り返ってみると「ちゃんと前に進んだ一年」だったなと思います。繰り返しになりますがEasyBlocksシリーズは、昨年と比べて約1.6倍の売上!めっちゃ順調です。
一方で、もうひとつの注力領域であるWeb3事業も、共同研究や協業、地域実証など、次につながる動きが増えた一年でした。
そして何より、販売店のみなさま、SIer/NIerのみなさま、そして日々使ってくださっているユーザーのみなさま。本当にありがとうございます。
2026年も、現場に効く製品を愚直に磨きつつ、新しい挑戦も進めていきます。引き続きよろしくお願いします!




