この記事では、EasyBlocks DHCPシリーズの機能比較について紹介していきます!
EasyBlocks DHCPシリーズを選ぶ際に、
IPアドレスを払い出したいけど、どのモデルを選べばいいか分からない…
いくつか種類があるけど、何がどう違うのか簡潔に知りたい…
といった場合があります。
EasyBlocks DHCPシリーズには「DHCP」「DDN1」「DHCP AS」と3種類のモデルがあり、それぞれ機能やメリットが異なっています。そのため、ネットワーク機器に対してIPアドレスを配布するにはどれを選べばいいのか迷ってしまうでしょう。
そこで今回は、EasyBlocks DHCPシリーズのそれぞれの役割や機能を比較しながら分かりやすく説明していきます!
はじめに
EasyBlocksDHCPシリーズには、3種類のモデルがあります。
EasyBlocks DHCP
EasyBlocks DHCPシリーズの中でも最もシンプルなモデルです。
IPアドレスの配布や固定IPアドレスの設定、割り当てポリシーによる払い出しの許可・禁止、リース情報の閲覧といったDHCPサーバーの機能があります。ラインナップは2000, 4000, 6000の3種類となります。また、教育機関向けのラインナップがあり、5年間サポートサービスが付属しています。
☟EasyBlocks DHCPについては、コチラのブログから☟
EasyBlocks DHCP AS
EasyBlocks DHCPシリーズの中で冗長化構成を組めるモデルです。
Active/Standby構成の冗長化が可能であり、稼働機にトラブルが発生すると待機機が代わりにIPアドレスを割り当てます。DHCPサーバーの機能はEasyBlocksDHCPと同等になります。ラインナップは2500, 5000の2種類となります。また、EasyBlocks DHCPと同様に教育機関向けのラインナップがあり、5年間サポートサービスが付属しています。
EasyBlocks DDN1
EasyBlocks DHCPシリーズの中でDHCP・DNS・NTP機能を備えたモデルです。
DNSサーバーによる名前解決とNTPサーバーによる時間同期が扱え、これらをDHCPサーバーと一緒に利用することができます。他のDHCPシリーズより筐体が小型です。
機能比較
各機種の機能比較は以下のようになります。
※1 数値は目安であり、構成・使用条件によって異なります
※2 ソフトウェアによる疑似試験による測定
金額表記については、税抜き・直販向け価格となります。
販売店様やSIer様向け価格についてはHPのお問い合わせ窓口よりお問合せください。
また、保守についてはHPのサポートサービスより詳細が確認できます。
● EasyBlocks DHCP
・DHCPサーバーとしての最低限な機能。
・割り当てられるIPアドレス数に応じて、2000, 4000, 6000とラインナップがある。
● EasyBlocks DHCP AS
・EasyBlocks DHCPと同じ機能を扱える。
・Active/Standby構成の冗長化が可能。
・割り当てられるIPアドレス数に応じて、2500, 5000とラインナップがある。
● EasyBlocks DDN1
・EasyBlocks DHCPと同じ機能を扱える。
・DNSサーバを利用できる。
・筐体が小型で置き場所に困らない。
最後に
まとめますと…
● EasyBlocks DHCP:シンプルなDHCP機能でラインナップが多め。
→簡単にIPアドレスを配布したい方にオススメ。
● EasyBlocks DHCP AS:冗長化対応でトラブルに強い。
→もしものトラブルに備えておきたい方にオススメ。
● EasyBlocks DDN1:DNSサーバーが扱え、コストも抑えめ。
→DHCP・DNS・NTPサーバーを安価に利用したい方にオススメ。
今回で、EasyBlocks DHCPシリーズの機能比較について紹介しました。「それぞれどんな機能があるのか簡単に見比べたい!」という方のご参考になれば幸いです。
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