みなさん、こんにちは。技術系の記事を担当しています瀬口です。
今回は、EasyBlocks DDNシリーズの最新アップデートにて追加されたDNSサーバー機能の「コンフィグモードv2」をご紹介します。従来のDNSサーバーの設定方法は「コンフィグモードv1」として引き続き利用可能であり、新たな設定方法としてv2が追加されています。
そのため…

今までの設定方法と何が違うんだろう?

追加されたコンフィグモードv2で設定しないといけないのだろうか?
といった疑問をお持ちになる方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、コンフィグモードv2で追加された機能や、コンフィグモードv1との違いについてご説明します。DNSサービスをご利用いただく際の参考になれば幸いです。
はじめに
コンフィグモードv2は、2025年11月14日にリリースされたEasyBlocks DDNシリーズの最新バージョン 1.1.2 より追加されたDNSサーバーの新たな設定方法です。従来の設定方法に加え、より柔軟で高度なDNS設定が可能となっています。
コンフィグモードv2にて追加された主な機能は以下の通りです。
・VIEW機能
・DDNS機能 (RFC2136方式)
・ACL登録
・正引き/逆引き情報の別管理
・正引きゾーンにおけるSRVレコード
なお、従来の設定方法であるコンフィグモードv1の設定内容は、コンフィグモードv2とは分けて保存されます。
コンフィグモードv2の機能
VIEW機能
VIEW機能は、クライアントの接続元(IPアドレス等)に応じて異なるDNS応答を返す機能です。
設定した優先順位および適用範囲に基づいてDNS応答を制御します。基本的には2つ以上のVIEW定義(特定環境と全体環境)を作成してください。

DDNS機能
DDNS(ダイナミックDNS)機能は、IPアドレスが変動する環境においても、ドメイン名とIPアドレスの対応関係を動的に更新する機能です。クライアントやDHCPサーバーからの更新要求により、DNSレコードが自動的に更新されます。

ACL登録
DNSにおけるユーザー定義のACL(アクセスコントロールリスト)を設定し、アクセス元の制御や各種設定に適用することが可能です。

正引き/逆引き情報の別管理
ゾーン設定において、以下のように用途別に分けて管理することが可能です。
正引き / 逆引き(IPv4) / 逆引き(IPv6)

正引きゾーンにおけるSRVレコード
正引きゾーンのレコード設定にて、SRV(サービス)レコードを設定することが可能です。

まとめ
コンフィグモードv1とv2の主な機能比較は、以下の通りです。
| 機能 | コンフィグモードv1 | コンフィグモードv2 |
| 基本的なDNS機能 | 〇 | 〇 |
| レコードの編集機能 | 〇 | 〇 |
| アクセス制御機能 | 〇 | 〇 |
| VIEW機能 | 〇 | |
| DDNS(ダイナミックDNS)機能 | 〇 | |
| SRVレコード対応 | 〇 |
コンフィグモードv1は、基本的なDNS機能(名前解決やレコード管理)をシンプルに利用したい場合に適しています。一方で、コンフィグモードv2では、VIEW機能やDDNS機能、ACLによるアクセス制御など、より高度で柔軟な運用が可能となります。
そのため、社内外で応答内容を分けた運用を行いたい場合や、IPアドレスが変動する環境においても安定した名前解決を実現したい場合、またアクセス元に応じた制御やサービス単位での管理を行いたい場合には、コンフィグモードv2の利用がおすすめです。
一方で、シンプルな構成で問題ない場合や、従来環境との互換性を重視する場合は、コンフィグモードv1を引き続き利用することも可能です。
今後の運用要件や拡張性を踏まえ、環境に適したコンフィグモードを選択していただければと思います。
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