みなさん、このマークを見たことがありますか?

ぷらっとオンラインをご存じの方は知っているかもしれませんが、今日はこのマークについて話していこうと思います。
そもそも、このマークは何?
青い「P」に目玉がついたような、ちょっとユニークなシンボルマーク。一応当社のシンボルマークなんです。
段ボールの側面に大きく印刷されていたり、倉庫で使うカゴ車のプレートに掲げられていたり。



受付の壁にも大きく掲げられていて、来社されたお客様の目にも必ず飛び込んできます。

公式サイトには出てこない
これだけ社内ではよく見かけるのに、当社ホームページのトップページや、製品カタログにはほとんど登場しないことです。社内や製品出荷の現場では当たり前の存在なのに、対外的な「会社の顔」にはなっていない。
いわば「裏方で支えている縁の下の力持ち」的なポジションとなっています。
ぷらっとオンラインでは現役
ところが、当社のECサイト「ぷらっとオンライン」では今も現役。

バナーやロゴの一部としてしっかり残っていて、ご利用いただいている方なら「あ、見たことある!」と思うのではないでしょうか。
つまりこのマークは、公式サイトでは姿を見せなくなったものの、オンラインショップや社内の現場では変わらず使われています。


店舗時代から使われていた
このシンボルマークの歴史をさかのぼると、店舗時代から使われていたことがわかりました。
秋葉原の店舗外観には、ビルの看板いっぱいに掲げられたシンボルマーク。
「ぷらっとホームといえばこれ!」というくらいの存在感で、お客様の目に焼き付いていたはずです。

シンボルマークができたときの小話
このマークの起源がいつかというのは厳密にはわからない(データが残ってない)んですが、
このシンボルマークが生まれた当時のちょっとした小話が残っていて、この冊子に書かれています
この冊子がなんなのかは私もよくわかりませんが、大掃除の時に見つけたものです。

デザイン会社が最初に出してきた案は、少し右に傾いていました。
それを見た当社の創業者(故・本多会長)から「これ、傾いてるから縁起悪いよ!」との声が。

するとデザイン会社は「いえいえ、傾いているんじゃなくて“前のめり”なんです!」と必死に説明したそうです。
最終的には「そこをなんとか頼むよ・・・」という会長の懇願により、現在の形になったのだとか。
ほんの小さなやりとりですが、結果的に今日まで残るデザインを生んだのは、こうしたやわらかいやりとりの積み重ねだったのかもしれません。
法人のお客様の増加とともに
当社はもともと秋葉原の店舗からスタートした会社で、当初はコンシューマ向けの商品も多く扱っていました。
そのため、このマークは「お店の顔」として自然に広まり、多くのお客様に親しまれていきました。
ところが2000年代後半になると、法人のお客様がぐっと増えていきます。
それに伴い、法人向けのカタログや公式サイトなどからは、このマークは次第に姿を消していきました。
「法人のお客様に向けては、よりシンプルで信頼感のあるイメージを打ち出していこう」
そんな方針の中で、シンボルマークは少しずつ表舞台から退いていったのです。
一方で、店舗時代からのお客様が多い「ぷらっとオンライン」では今も使われ続けています。
つまり、法人向けの場面では控えめに、でも昔からのお客様が集まる場ではしっかり現役。
そんな二面性を持つ存在となったわけです。
まとめ
このシンボルマークは、店舗時代から今日に至るまで30年以上にわたり使われ続けてきました。
公式サイトからは姿を消しても、倉庫や段ボール、そして「ぷらっとオンライン」には今も健在。
日々の業務の中に自然に溶け込み、気づけば「昔から変わらないぷらっとホームらしさ」を象徴する存在になっています。
言い換えれば、ぷらっとホームは、今なお店舗時代の名残を色濃く残している会社だということを語り続けているのかもしれませんね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!