【モバイル通信×遠隔管理】EasyBlocksリモート監視管理の4つのサービス機能

この記事では、EasyBlocksリモート監視管理の4つのサービス機能について紹介していきます。

EasyBlocksリモート監視管理はモバイル通信が利用できるため、リモートから監視対象の電源ON/OFFやWebUIへのログインなどの管理機能を備えています。これらの機能はWebUIの画面から簡単に設定することが出来ます。

 

EasyBlocksリモート監視管理の概要は、コチラの記事でも紹介しています。

【製品紹介】~第1弾~EasyBlocksシリーズってなに?
これまでお客様のご質問やご要望にお応えする形で記事を作成していましたが、今回の記事では EasyBlocksをあまり知らないという方に向けて、 EasyBlocksシリーズについて私(瀬口)と倉持さん...

 

はじめに

今回は、4つのサービス機能については以下の通りとなっています。

  • リブーター
  • URIプロキシ
  • セキュリティ
  • SSHコンソール

EasyBlocks リモート監視管理:ソフトウェアバージョン 1.0.0

 

リブーター

オプションのリブーターを通して、監視機器の電源ON/OFFができます。
設定内容はリブーターの登録タブから、画像のようにリブーターを指定します。

対応しているリブーターは明京電機製のリブーターになります。

IPアドレス:リブーターのIPアドレスを入力します。
WEBポート:リブーターのWebポートを入力します。
        リブーターはHTTPを使用しているため、基本的に”80″番ポートとなります。
API実行ユーザー:リブーターにログインするユーザー名を入力します。
           電源制御を行うため、adminまたはcontrolレベルのユーザーを指定します。

パスワード:ログインするユーザーのパスワードを入力します。
認証方式:リブーターに設定されているHTTP認証方式を選択します。
メモ:登録するリブーター情報を自由に記載できます。ポート先の機器等のメモに使用できます

設定を入力したら[確認]を押して、リブーターにアクセスできるか確認します。

 

画像のようにアクセスできることを確認したら、保存します。

 

保存したリブーターは一覧表示されます。

これでリブーターによる電源のON/OFF制御ができるようになります。

 

保存したリブーターの電源状況やON/OFF制御は状況一覧タブから確認・操作できます。

 

URIプロキシ

登録したHTTP/HTTPSのIPアドレスでのリンクから監視機器のWebサーバーに接続できます。
設定内容はURIプロキシタブから、アクセスしたいWebサーバーを画像のように指定します。

Prot.:別ホストで表示するプロトコルを httphttpsから選択します。
URI:URIプロキシを識別するための任意の名前を入力します。
IP:アクセスしたいWebサーバーのIPアドレスを入力します。
PORT:アクセスしたいWebUIのサーバー番号を入力します。
EXT_URI:WebUIが特定のURI配下の場合、拡張リンクとしてアクセスするURIを設定できます。
[リンク],,で設定した内容からWebUIにアクセスします。
[追加]:設定できるURIを最大20個まで増やすことができます。

接続先機器のWEBページの構成によっては正常に閲覧・操作ができない場合があります。

設定をしたら、保存します。

 

また、[追加]からURIプロキシを複数保存でき、必要に応じてアクセスできますようになります。

これで [リンク]を押すことにより、設定したWebサーバーのWebUIが表示できます。

 

セキュリティ

本機に対する不正攻撃に対して、自動的にアクセス拒否するようになります。
設定内容はセキュリティタブから、各項目を画像のように設定します。

ログレベル:出力するログレベルを選択します。基本的に”INFO”を選択します。
除外ネットワークアドレス:セキュリティ機能から除外するネットワークアドレスを入力します。
              複数指定する際は、”127.0.0.1/8 192.168.254.0/24″と空白を追加
不正対象間隔[sec]:対象IPアドレスからの不正攻撃が開始した際に、
           不正攻撃の回数をカウントする時間を入力します。
拒否時間[sec]:対象IPアドレスからのアクセスを拒否する時間を入力します。
不正攻撃回数:アクセス拒否するまでの不正攻撃の回数を入力します。

SSH使用設定:SSHへのログイン失敗及びDDoS攻撃に対して、
        セキュリティ機能を使用するか選択します。
WEBUI DDos使用設定:WebUI使用ポート(HTTP/HTTPS)へのDDoS攻撃に対して、
             セキュリティ機能を使用するか選択します。
WEBUI ログイン失敗使用設定:WebUIへのログインの失敗判定に対して、
                セキュリティ機能を使用するか選択します

これで対象IPアドレスからの不正攻撃を自動的に拒否できます。

 

拒否したIPアドレスは以下のように一覧に表示されます。
[アクセス許可]を押すことでアクセス拒否を解除できます。

 

SSHコンソール

指定したIPアドレスのコンソールへのSSHログインができます。
SSHコンソールタブの[リンク]を押すことでSSHログイン用ページを表示します。

 

SSHログイン用ページからSSHログインするには、画像のように入力します。

Hostname:SSHログインするホストのIPアドレスを入力します。
Username:SSHログインする際のユーザー名を入力します。
Password:SSHログインする際のユーザー名のパスワードを入力します。
Connect~で入力した内容からSSHログインをします。

これで[Connect]を押すことにより、指定したコンソールへSSHログインできます。

 

最後に

まとめますと…

リブーター:オプションの明京電機製リブーターと連携することで、
      本機から監視対象の電源をON/OFFできる。
      →遠隔地で監視している機器が動かない時に再起動したい人向け。

URIプロキシ:本機から監視対象のWebUIにアクセスできる。
       →遠隔地から監視している機器のWebUIを利用したい人向け。

セキュリティ:本機に不正攻撃する対象からのアクセスを自動的に拒否できる。
       →監視や管理をする本機の機密性を高めたい人向け。

SSHコンソール:本機から監視対象のコンソールにSSHログインできる。
        →遠隔地から監視している機器のコンソールを利用したい人向け。

今回で、EasyBlocksリモート監視管理の4つのサービス機能について紹介しました。
「どんなリモート管理ができるのか設定方法も含めて知りたい!」という方のご参考になれば幸いです。

 

今回紹介した製品は、コチラになります

EasyBlocks リモート監視管理 | ぷらっとホーム株式会社
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