【25年度上半期】EasyBlocksシリーズ アップデート情報

みなさん、こんにちは。技術系の記事を担当しています瀬口です。

今回はEasyBlocksシリーズ向けに2025年度上半期にリリースされたソフトウェアアップデートについて、ご紹介します。日頃からEasyBlocksシリーズをご利用いただいている方はもちろん、ネットワークアプライアンスに関心のある方にも参考にしていただける内容となっています。

▼ 前回のEasyBlocksシリーズのアップデート情報ブログ ▼

【24年度下半期】EasyBlocksシリーズアプデ情報
この記事では、2024年度下半期までにリリースされたEasyBlocksシリーズのアップデート情報について紹介していきます。 今週から2024年度が終わり、2025年度が始まりますが、これまでEasy...

 

アップデート対象製品

2025年度上半期にソフトウェアアップデートがリリースされた製品は以下の通りです。

2025年06月05日
 ・EasyBlocks DHCPシリーズ:バージョン 1.2.2
 ・EasyBlocks DDNシリーズ:バージョン 1.1.1

2025年07月03日
 ・EasyBlocks Syslogシリーズ:バージョン 1.2.0
 ・EasyBlocks Syslog Reporter:バージョン 1.1.0
  ※旧:EasyBlocks Network Reporter

EasyBlocksシリーズのアップデートには、サポートサービス契約が必要です。
本契約は、EasyBlocksご購入時に初年度分が無償で付属しており、2年目以降は有償での更新が可能です。

なお、今回リリースされたEasyBlocks Syslogシリーズ、Syslog Reporterのバージョンは、オフライン上からアップデートする必要があります。

▼ オフラインアップデートの方法ブログ ▼

【アップデート手順】EasyBlocksシリーズのオフラインアップデートの方法
この記事では、EasyBlocks Smart log seriesの最新バージョンに併せて、EasyBlocksシリーズのオフラインアップデートの方法について紹介していきます! EasyBlocks...

 

アップデート内容一覧

EasyBlocks DHCP・DDNシリーズ
・直接編集モードの設定ファイル保存対応
・SSHのIP/ネットワーク制限機能
 

EasyBlocks Smart log series
・受信性能向上
・Zabbix連携強化
・検索フィルタ強化
・マイクロ秒単位対応
・SSHのIP/ネットワーク制限機能

 

EasyBlocks DHCP・DDNシリーズの注目アップデート

直接編集モードの設定ファイル保存対応

直接編集モードにて設定した内容のエクスポート/インポート機能に対応しました。

直接編集モードでしか変更できない設定をローカルにバックアップできます。また、バックアップした設定ファイルを複数拠点に一括展開することも容易です。

 

SSHのIP/ネットワーク制限機能

SSHアクセスできるIP/ネットワークの制限機能を追加しました。

指定したIPアドレスやネットワークしかEasyBlocksにSSHアクセスできないように設定することが可能なため、SSHからの不正アクセスを防止できます。

 

EasyBlocks Smart log seriesの注目アップデート

受信性能向上

ソフトウェア刷新により、ログ受信性能が向上しました。

ストレージ容量が120GB等のモデルでも500件/秒程度まではログデータを取りこぼしなく受信・記録が可能です。また、1TB,2TBのモデルであれば、瞬間的に1,000〜2,000件/秒程度のログデータも受信・記録ができます。

 

▼ アップデート後のログ受信性能の計測結果ブログ ▼

EasyBlocks Syslogのログ受信性能を測定してみた
はじめに 弊社のEasyBlocks Syslogシリーズは、お客様からよくいただく2つのご質問があります。 ①ログの受信量や保存期間に合わせて、どのモデルを選定すればよいか?②実際にログをリアルタイ...

 

Zabbixトラッパー用重複データ管理

重複データの管理向けにダンプ・リストア・初期化機能を追加しました。

Zabbixトラッパー連携機能の重複制御機能を利用する場合、既存の送信データとの重複確認を行うため、一時的に送信データを管理しています。この送信データをダンプ・リストア・初期化することが可能となりました。

そのため、送信データをローカルにバックアップすることにより、必要に応じて送信データを戻すor他のEasyBlocks Smart log seriesに送ることもできます。

 

マイクロ秒単位対応

マイクロ秒単位のログ保持に対応しました。

高精度なイベントタイムラインの把握が可能なため、ログを読み取る際により細かく問題や情報の切り分けができます。

 

まとめ

今回は2025年度上半期のEasyBlocksシリーズのアップデート情報をご紹介しました。

ブログ内でご紹介した内容以外にも、修正点や変更点などがありますので、気になる方は下記のソフトウェアアップデート情報よりご確認ください。

▼ ソフトウェアアップデート情報 ▼

ソフトウェアアップデート情報 | ぷらっとホーム株式会社
OpenBlocks、EasyBlocksなどのぷらっとホーム社製品のソフトウェアアップデート情報を掲載しています。

 

また、現在開発中の機能も一部こちらで紹介しております。
既存のSyslogサーバーに蓄積されたログをEasyBlocks Syslogに移行する「ログファイル取込機能」です。
まだ実装前のものですが、よりスムーズにリプレイスを行うことができるので、EasyBlocks Syslogをご検討中はぜひご参考ください。

▼ 現在開発中の「ログファイル取込機能」のご紹介ブログ ▼

EasyBlocks Syslogシリーズに実装予定の「ログファイル取込機能」を試してみた
はじめに EasyBlocks Syslogシリーズをご検討いただくお客様から、 「既存のSyslogサーバーに蓄積されたログをEasyBlocks Syslogに移行できないか?」 というお問い合わ...

 

今後もEasyBlocksシリーズでは、お客様の声を元に随時アップデートを予定しています。「このような機能があると便利」などのご意見がございましたら、ホームページのお問い合わせ窓口よりぜひお聞かせください。

▼ お問い合わせ窓口 ▼

お問い合わせ窓口 | ぷらっとホーム株式会社
ぷらっとホーム株式会社のお問い合わせ窓口のページです。製品や各種サービス、会社に関するお問い合わせなど、専用フォームやメール、お電話からご利用いただけます。
タイトルとURLをコピーしました