この記事では、保守サービスの延長期間について紹介していきます!
まず、OpenBlocksシリーズや EasyBlocksシリーズなどには、本体に初年度保守サービスが付属されていますが…
保守をどのくらい延長してもいいのか分からない…
6年間保守が欲しいけど、対応してる製品はあるかな…
といったことがあるでしょう。
長期間運用が前提となってくるネットワークサーバーですと、何かあった時のためにできるだけ長い間保守サービスに入っておきたいかと思います。実際に、学校や病院などのような継続的に使っていく必要のあるが、専門知識を持つ人が少ない場所では、必然的に保守サービスは長めに欲しくなるでしょう。
そこで今回は!
保守サービスの延長できる期間を各製品シリーズごとに比較しつつ、
内容についても簡単に説明をしていきます。
はじめに
今回、対象となる製品シリーズは以下の通りです。
・製品シリーズ
汎用サーバー:OpenBlocks シリーズ
・OpenBlocks IX9 FW 搭載モデル
・OpenBlocks IX9 Debian Linux搭載モデル、
・OpenBlocks IX9 Windows 10 IoT Enterprise搭載モデル
・OpenBlocks A16 Debian Linux搭載モデル
IoTゲートウェイ:OpenBlocks IoTシリーズ
・OpenBlocks IoTシリーズ全機種
アプライアンスサーバー:EasyBlocks シリーズ
・EasyBlocksシリーズ全機種
また、保守サービスを延長する際の注意点として…
● 本体付属の初年度保守サービス以降(翌年)は有償となる。
● 延長方法は、1年ずつでも一括でも延長可能。
※OpenBlocks IoT VX2/Wは複数年での保守希望の場合、購入時の一括のみとなります。
保守サービスの延長期間
保守サービスの延長が可能な期間は以下の通りとなっています。
OpenBlocksシリーズ
最長4年間の延長が可能です。
初年度保守サービスと合わせることで、最大5年間まで保守サービスの延長が可能です。
OpenBlocks IoTシリーズ
最長5年間の延長が可能です。
初年度保守サービスと合わせることで、最大6年間まで保守サービスの延長が可能です。
EasyBlocksシリーズ
最長5~6年間の延長が可能です。
初年度保守サービスと合わせることで、最大6~7年間まで保守サービスの延長が可能です。
7年間まで延長可能な製品
・EasyBlocks Syslog HX 2T / 1T
・EasyBlocks Syslog 1T / 480G / 240G / 120G
(製品型番がBPV4・EBX9・EBIXから始まるもの)
・EasyBlocks Syslog ProLine
・EasyBlocks 教育機関向けSyslog 480G / 240G / 120G
・EasyBlocks Network Reporter HX 2T / HX 1T
・EasyBlocks Network Reporter 1T / 480G / 240G / 120G
・EasyBlocks DHCP 4000 / 2000
・EasyBlocks 教育機関向けDHCP 4000 / 2000
・EasyBlocks PacketiX VPNアプライアンス (製品型番がEBX9から始まるもの)
6年間まで延長可能な製品
・EasyBlocks DDN1
・EasyBlocks 監視
・EasyBlocks リソース監視
・EasyBlocks リモート監視管理
・EasyBlocks Syslog XG
・EasyBlocks Syslog 240G / 120G (製品型番がEBAXから始まるもの)
・EasyBlocks PacketiX VPNアプライアンス (製品型番がEBAX・EBX3から始まるもの)
・その他、「7年間まで延長可能な製品」に記載のないEasyBlocks製品
保守サービスの内容
保守サービスの内容については以下の通りになっています。
OpenBlocksシリーズ
- センドバック保証
ハードウェア故障時に、修理対応を行います。 - Q&Aサービス(対応時間:平日9:30-18:00)
製品導入のセットアップ方法、基本的操作・設定方法、製品機能に関するお問合せに回答。 - 通知サービス(IX9 FW搭載モデルのみ)
新たなIoTゲートウェイソフトウェアがリリースされた際に登録されたメールアドレスに通知するサービス。 - 最新バージョンのファームウェア提供(IX9 FW搭載モデルのみ)
セキュリティパッチやバグフィックス等を含んだ最新バージョンのプログラムを提供。
※保守サービス未加入でも最新ファームウェアのダウンロードは可能です。
OpenBlocks IoTシリーズ
- Q&Aサービス(VX2/Wを除く)(対応時間:平日9:30-18:00)
製品導入のセットアップ方法、基本的操作・設定方法、製品機能に関するお問合せに回答。 - 通知サービス(VX2/Wを除く)
新たなIoTゲートウェイソフトウェアがリリースされた際に
登録されたメールアドレスに通知するサービス。 - 先出しセンドバックサービス(VX2/Wを除く)
ハードウェア故障時に、交換品を先出しにて発送します。 - センドバックサービス(VX2/Wのみ)
ハードウェア故障時に、正常な製品と交換します。 - AirManage 2(VX2/Wを除く)
VPNなしで遠隔からOpenBlocks IoTを操作できるSaas型サービスが利用できます。
EasyBlocksシリーズ
- Q&Aサービス(対応時間:平日9:30-18:00)
製品導入のセットアップ方法、基本的操作・設定方法、製品機能に関するお問合せに回答。 - 最新バージョンのファームウェア提供
セキュリティパッチやバグフィックス等を含んだ最新バージョンのプログラムを提供。 - 先出センドバックサービス
ハードウェア故障時に、交換品を先出しにて発送します。 - 不具合に対する対応(対応時間:平日9:30-18:00)
不具合情報を元にした回避方法の提案、パッチ情報の提供。
現象やエラーメッセージ、各種ログファイル等からの障害調査。 - AirManage 2
VPNなしで遠隔からEasyBlocksを操作できるSaas型サービスが利用できます。
最後に
まとめますと…
● OpenBlocksシリーズ(一部除く)は最長4年間延長できるため、
最大5年間まで保守サービスを受けられる。
● OpenBlocks IoTシリーズは最長5年間延長できるため、
最大6年間まで保守サービスを受けられる。
● EasyBlocksシリーズは最長5~6年間延長できるため、
最大6~7年間まで保守サービスを受けられる。
● 保守サービスは、1年ずつでも一括でも延長できる(一部除く)。
今回は、 保守サービスの延長期間について簡単に紹介しました。「保守サービスを使いたいけど、延長期間や内容を簡単に知りたい!」という方のご参考になれば幸いです。
今回紹介した保守サービスはシリーズごとで以下の通りとなります。