【Syslogサーバー】7月30日のウェビナー、要点だけまとめてみた。

先日(7月30日)、「EasyBlocks Syslog Reporter」のウェビナーを実施いたしました。まず、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

今回の記事ではウェビナーでお話しした内容を「なんとなく気になっていたけど見られなかった」という方や「あの話、もう一度整理しておきたい」という方向けに、ダイジェストでお届けしたいと思います。

結論から言うと、Syslogは“とりあえず取っておく”だけじゃもったいない。EasyBlocks Syslog Reporterを使うと「ちゃんと見えて、ちゃんと使える」Syslog管理がぐっと身近になります。

というわけで、ここから先は機能や背景、導入事例までまるっとご紹介していきます。

本編の前にちょっとだけ一つ紹介させてください

今回のウェビナーにあわせて、ついに自分用にShokz OpenComm2を買いました!

今までは、社内メンバーの私物をありがたくお借りしてたんですが、
さすがに「お疲れさまでした〜」ってそのまま返すのは気が引けていて、毎回除菌ティッシュでピカピカにしてから返却していました。

で、やっとついに自分専用のマイク付きの骨伝導タイプを買いました。自分の声だけがクリアに届いて、まわりの雑音はカット。しかも、耳をふさがないから周囲の音もちゃんと聞こえるという優れモノ。

断腸の思いで購入した Shokz OpenComm2

長時間つけてても疲れにくいので、Web会議が多い方には本当におすすめです!この感動を少しでも多くの人へ分かっていただきたく、紹介させていただきました!では、本編へ向かいます・・・。

EasyBlocks Syslog Reporterってどんなアプライアンス?

今回のウェビナーでご紹介したEasyBlocks Syslog Reporterですが、一言で言えば、

Syslog形式のログを保管・閲覧ができ、ヤマハ社製ルーターの状況がよくわかって遠隔もしっかりできる

そんな、ネットワーク管理者の味方になるSyslogサーバーアプライアンスです。

具体的な主な機能は次の通りです:

  • Syslogサーバー機能
    • Syslog形式で収集したログをWeb UIで閲覧可能。
    • RTX/WLX向けのフィルタ設定がプリセット済みで、運用開始もスムーズ。
  • ヤマハ社製ルーターの稼働状況レポート
    • CPUやメモリのリソース使用率、トラフィック量などを毎日メールで自動レポート
    • ネットワーク機器の稼働状況をざっくり把握できる。
  • AirManage 2による遠隔管理
    • VPNなしでもOK。セキュアにファーム更新やログレベル変更が可能。
    • トラブル時リモートから簡単にdebugログをすぐ取得。

ログを”活かす”ための仕組みが詰まったアプライアンス、と言えるんじゃないでしょうか。

なぜこの製品が今、求められているのか?

ここ最近、当社へのSyslogサーバーアプライアンスへの問い合わせが2022年度~2024年度にかけて2倍以上に増えています。

特に多いのが、医療・教育・自治体などの業界から。それぞれの業界で、ログの記録・保存に関するガイドラインが厳格化しているのが背景にあります。

たとえば

  • 🏥 厚生労働省:アクセスログを記録し、定期的に確認すること。
  • 🏫 文部科学省:校務系システムのログは6か月以上保存が望ましい。
  • 🏛 総務省:ログやセキュリティ関連情報は一定期間保存が義務
  • 🏢 IPA(中小企業向け):通信ログは3年間の保存が推奨

つまり「とりあえず取っておく」から、「きちんと保存して、必要なときに使えるようにする」時代に突入したわけです。

EasyBlocks Syslog Reporterは、こうしたニーズに現場レベルで応えられるよう、開発されました。

実際にどう使われている?導入現場の声

ウェビナーでは、現場でどのような課題を解決できているのかというところもご紹介いたしました。

事例1:属人化からの脱却

<Before>
ログの検索に毎回苦労。運用手順も人に依存していた・・・

<After>
直感的なUIで誰でも操作できる。マニュアル化も進み、引継ぎもスムーズに!

事例2:レポート活用で”予兆”を察知

<Before>
異常が発生してから動き出す、いわゆる後手対応が常態化。

<After>
日次レポートで負荷の変化に気づけるようになり、予防的な対応が可能に

事例3:遠隔で詳細ログを取得

<Before>
現地に行かないとdebugログが取れず、初動対応が遅れがち。

<After>
AirManage 2と連携し、ログレベルの変更もdebug取得もリモートで完結。障害調査のスピードが大きく改善。

まとめ:ログを”見える化”して、使い倒す時代へ

Syslogは、ただ記録するだけじゃ意味がない。必要なときに、すぐ取り出せる。異常の兆候を、早めに察知できる。 そのための”見える化”と”仕組み化”が、EasyBlocks Syslog Reporterでございます。

・・・と、こんな内容を30分のウェビナーでご紹介しました。ご興味ありましたら、ウェビナーのアーカイブ動画や配布資料も個別にお送りしますので、当ブログのご意見フォーム等からお気軽にお申し付けください。※資料をお送りするご連絡先も忘れずにご入力お願いします。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

ちなみに、8/7~8/8ではインテックス大阪で開催される関西教育ICT展にて、当社も出展いたします。また、8/27はオンラインでZabbix Japanさんと共催でウェビナーも実施いたします!こちらもぜひご参加くださいませ。

【8/7-8@インテックス大阪】「第10回 関西教育ICT展」に出展 | ぷらっとホーム株式会社
8/27(水)【Zabbix × ぷらっとホーム 共催】Zabbix × Syslogサーバーで叶える「もう見落とさない、ログ監視の方法」を徹底解説ウェビナーのご紹介 | ぷらっとホーム株式会社
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