そのEasyBlocks、次に選ぶならコレ!後継機まとめ

長年EasyBlocksシリーズをご利用いただいているみなさま、本当にありがとうございます。
最近サポートや営業のところに増えてきたのが、

「いま使ってるEasyBlocksをリプレイスしたいのだけど、どのモデルを選べばいいの?後継機はどれになるの?」

というご相談です。

ありがたいことにリプレイス先としてまたEasyBlocksを選んでいただくケースが多いのですが、サポートが切れてしまった製品を使い続けるのは実はリスクが大きいです。
万が一トラブルが起きても、修理や問い合わせをお受けできない・・・なんてこともあります。

そこで今回は、お問い合わせの多い旧モデルごとの後継機まとめを用意しました。
リプレイス検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

はじめに

まず「リプレイス対象ってなに?」というところからお話ししますと、
今回まとめているのは、既にサポートが終了し、有償での延長もお受けできないEasyBlocksシリーズの旧モデルです。
「まだ動いているから大丈夫かな」と思ってそのまま使い続ける方もいらっしゃるのですが、サポート切れのまま運用を続けるのはやはりリスクが大きいのです。

では、どういう人がリプレイスを考えるべきなのか。
目安としては・・・

  • 既にサポートが切れている製品を使っている
  • ハードウェアの経年劣化が心配
  • 現行モデルで追加された機能を使いたい

こういった方にはリプレイスをおすすめしています。

特に注意していただきたいのが、サポート終了後はセキュリティパッチや不具合修正などのソフトウェア更新も提供されなくなるという点です。
脆弱性が見つかっても修正されないため、セキュリティリスクがどんどん高まってしまいます。

リプレイスをしないままトラブルや障害が発生した場合、メーカーとして修理・交換に対応できなかったり、技術的な問い合わせにもお答えできないケースがあります。
業務インフラが止まってしまうと困るのはもちろん、セキュリティリスクも見過ごせません。

リプレイスをご希望の場合は、当社営業担当、サポート担当、またはお問い合わせフォームよりご相談いただければOKです。
利用中の機種を確認しながら、最適な後継モデルをご案内します。

お問い合わせの多い旧モデルごとの後継機まとめ

EasyBlocks IPv6 / EasyBlocks IPv6 Enterprise

製品概要

「EasyBlocks IPv6」「EasyBlocks IPv6 Enterprise」は、DHCP・DNS・NTP・監視の4つをまとめて搭載した一体型アプライアンス。中小規模向けのモデルとして、多機能ながらもコンパクトに使えるのが特徴でした。

後継機

EasyBlocks DDN1 / EasyBlocks DDN1 Enterprise

こちらもDHCP・DNS・NTPをまとめて搭載したアプライアンス。
マシンスペックが大幅に上がっているので、対応できる規模もぐっと広がっています。

ただし一点だけ注意が必要で、DDN1 / DDN Enterpriseには、リプレイス元と違って監視機能が含まれていません
もしPing監視やポート監視を引き続き使いたい場合は、別途「EasyBlocks 監視」と組み合わせて使っていただくのがおすすめです。

EasyBlocks DHCP 1500 / EasyBlocks DHCP 3000

製品概要

EasyBlocks DHCP 1500EasyBlocks DHCP 3000はActive-Standby方式に対応したDHCPサーバーのアプライアンスで、配布できるIPアドレス数が1500と3000の2種類がラインナップされていました。

後継機

EasyBlocks DHCP AS 2500 / EasyBlocks DHCP AS 5000

本体の筐体サイズやActive-Standby機能対応はそのままに、配布できるIPアドレス数をより拡大した後継モデルです。タグVLAN対応やBondingへの対応など、細かなバージョンアップも施されています。

ちなみに「うちは冗長構成までは要らないんだよね」という場合は、Active-Standby機能非対応ではありますが、より低コストに使える EasyBlocks DHCP 2000 / 4000 を選択いただくお客様も多くいます。

EasyBlocks Syslog XG

製品概要

EasyBlocks Syslog XGはストレージ480GBを搭載した、EasyBlocks Syslogシリーズの中堅モデルです。

後継機

EasyBlocks Syslog 480G

ストレージ容量は同容量ですが、ハードウェアの性能アップでログ受信性能が向上しました。
さらにソフトウェア面でも改良されていて、たとえば…

  • データベース破損時の復旧機能
  • バックアップ先の拡充
  • 監視ソフトZabbixとの連携

といった便利な機能が追加されています。

ちなみに現在はさらに大容量の1TB~2TBのストレージを搭載したモデルや、ストレージをRAID構成にしたり、最大242TBまで増強できる最上位のモデルEasyBlocks Syslog ProLineも登場しているので、用途に合わせて選べるようになっています。

まとめ

EasyBlocksシリーズは時代に合わせて進化してきました。
「昔の機能を維持しつつ、性能もアップ」した後継機をご用意していますので、サポートが切れたまま使い続けるより安心してお使いいただけるはずです。

リプレイスを検討される際は、ぜひ今回のまとめを参考にしてみてください。
もちろん、迷ったときはお気軽にサポート窓口または営業へお気軽にご相談ください。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました!

星 賢志

1985年生まれ、2児のパパです。
現在は、パートナー営業 兼 製品マーケティングをして、ブログ記事を一番書いているのは僕だったりします。
マーケティングは奥が深すぎて日々勉強の毎日ですが、子どもからプレゼントされたポケモンカードも奥が深すぎて参っています(笑)
移住するなら、宮古島できれいな海を見て、美味しいものを食べて生活したいですね(^O^)

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