この記事では、EasyBlocks DHCP、DDNシリーズのDHCPサーバーにホストを一括登録する方法について紹介していきます！
EasyBlocks DHCP、DDNシリーズのDHCPサーバーでホストを登録する際に…
MACアドレス1つ1つを確認して登録してると時間がかかる…
DHCPサーバーで管理予定のホストを一括で登録したい…
という場合があります。
EasyBlocks DHCP、DDNシリーズのDHCPサービスには、ホストに対するIPアドレスの払い出しを管理できるホスト管理機能があり、MACアドレスを設定してホスト登録することが可能です。しかし、MACアドレスは１つ１つ入力してホスト登録する必要があり、登録するホストが多いほど手間が掛かってします。
そこで今回は！
EasyBlocks DHCP、DDNシリーズにアップデートにて追加されたホストを一括登録する方法についてご説明していきます。
はじめに
今回、ご紹介する機能は2025年1月28日のソフトウェアアップデートにてEasyBlocks DHCP、DDNに追加された機能となり、使用するバージョンは以下の通りとなります。
EasyBlocks DHCPシリーズ：バージョン 1.2.1 以上
EasyBlocks DDNシリーズ：バージョン 1.1.0 以上
この機能は「同一ネットワーク内のMAC及びIPアドレス情報を取得して、ホスト管理機能へホスト(MACアドレス)を一括登録する機能」となります。
そのため、ホスト管理機能にホストを手間をかけずに登録することができます。また、そこからMACアドレスに紐付けた固定IPアドレスを設定することも可能です。
※本記事でご紹介する「ホストを一括登録する方法」では、初期セットアップやDHCP設定がされていることを前提としています。
☟初期セットアップやDHCP設定は、以下の記事から確認できます☟
ホストを一括登録する方法
① まず、WebUIのDHCPサービスのARPスキャンタブよりスキャンしたいインターフェースを選択します。
② その後、選択したインターフェースでARPスキャンをします。
ARPスキャンが終わると、スキャンされたMACアドレスとIPアドレスが表示されます。
③ 登録対象からホスト管理機能に登録したいホストを選択します。
④ ③で選択したホストを割り当てポリシーの対象/対象外のどちらにするか選択し、保存します。
● eth0にあるホストを割り当てポリシーの対象として複数登録する場合は、画像のように選択します。
保存後は、ホスト管理タブに選択したホストが割り当てポリシーの対象として登録されます。
● eth0にあるホストを割り当てポリシーの対象外として複数登録する場合は、画像のように選択します。
保存後は、ホスト管理タブに選択したホストが割り当てポリシーの対象外として登録されます。
以上が、ホストを一括登録する方法となります。
☟割り当てポリシーについては、以下の記事から確認できます☟
最後に
ホストの一括登録についてまとめますと…
● 所属するネットワークのMAC及びIPアドレスをARPスキャンで取得する。
● 取得したホストを複数選択して一括登録できる。
● 管理したいホストのみを登録することも可能。
今回はEasyBlocks DHCP、DDNシリーズのDCHPサーバーにホストを一括登録する方法について紹介しました。「IPアドレスを払い出す前に、ホストを一括登録したい！」という方のご参考になれば幸いです。
☟今回紹介した製品は、コチラになります☟
