「大曲の花火アプリ」リリース秘話

はじめに
技術メンバーに聞く！リリースまでの道のり
おまけ

はじめに

2024年8月31（土）に秋田県・大仙市にて全国花火競技大会「大曲の花火」が開催されました。
「大曲の花火」は、全国の花火師が情熱をかけて最高の花火を打ち上げる、明治43年から続く歴史のある花火競技大会です。

そんな本花火競技大会ですが、今年からより便利に、楽しんでいただくために公式スマホアプリが登場しました！
今回のブログでは、約２万人の方にダウンロードいただいた「大曲の花火公式アプリ」を運営・管理する当社のリリース前後の様子を花火大会の写真とともにお届けしたいと思います。

2024/10/15追記：
おまけに10/5(土)開催の「大曲の花火」－秋の章－　花火芸術祭の様子を追記いたしました！

技術メンバーに聞く！リリースまでの道のり

────　本日は、ぷらっとホーム技術課の小河さんと対話形式で進めていきたいと思います！
　　　　　小河さん、よろしくお願いします。早速ですが、当日の様子はいかがでしたか？

小河　　はい、よろしくお願いします。
　　　　　大曲の花火は初めての参加だったので、とても楽しみにしていました！
　　　　　現地では、ちょっとしたスペースがあれば出展や音楽などのイベントが行われていて
　　　　　街全体で盛り上がっている感じでした。
　　　　　いくつかの場所で、花火鑑賞士による花火セミナーというものが開催されていて
　　　　　今回は参加できませんでしたが、機会があれば参加してみたいです。

────　当日の写真を見ると、想像以上に大勢の方が来場されたようですね。
　　　　　ちなみに、アプリを利用している方はいらっしゃいましたか？

小河　　いました！嬉しいことに、写真のように
　　　　　大曲の花火実行委員会が発行したアプリのチラシを貼ってくれたり、
　　　　　花火大会中はアプリのダウンロードを呼びかけるアナウンスも。
　　　　　おかげさまで、本ブログ公開時点で累計ダウンロード数は2万ユーザーに・・・！

　　　　　今年は台風の影響もあって、当日も途中で雨が降ってしまい心配でしたが、
　　　　　無事に1万8,000発もの花火が、夏の夜空を彩る景色は本当に綺麗でした。
　　　　　大会後の「エール交換」では、多くの方がアプリの「エール交換機能」を使って
　　　　　花火師さんへエールを送っていて、自画自賛かもしれませんが、大成功です！

※エール交換：花火大会の終了後にライトを振ることで、花火師の皆さんへ感謝の気持ちを伝えること

────　「大曲の花火」にたくさんの方が熱中していたのが写真でも伝わります！
　　　　　　アプリリリースには、どれくらいの時間がかかったのでしょうか？　　

小河　　 1ヶ月半ない、くらいのタイトスケジュールでしたね・・・。
　　　　　僕を含めて7名がアプリリリースに携わっていました。
　　　　　必要な機能を絞って、何度も検証と修正を重ねて完成度を上げることに集中しました。

────　普段、ネットワーク機器を提供している当社としては
　　　　　初めてのスマホアプリの提供となりましたが、いかがでしたか？

小河　　初のスマホアプリリリース、しかもiOS、Androidともに対応ということで、
　　　　　Apple StoreとGoogle Play Storeへ公開するための登録や設定・アプリレビューなど
　　　　　不慣れなことがありすぎて安直な言葉になってしまいますが、本当に大変でした。

　　　　　特に、iOSはアプリ公開の審査になかなか通らず、レビュー対応が長引いてしまい
　　　　　公開日に間に合うかどうか最後までわからない状態でした。
　　　　　しかも、公開日の2〜3日前に審査完了して安心していたAndroidの方も
　　　　　公開当日になって設定の問題があり再度、審査中に・・・。
　　　　　どちらも、間に合わないかもしれない！と不安で気が気ではありませんでしたが
　　　　　最終的にはギリギリで間に合いリリースすることができました。

────　お話しを伺うだけで、なんだか胃が痛い気がしてきました・・・。
　　　　　無事にリリースされた後も、なんだかバタバタしていましたね。

小河　　そうなんです。本アプリは利用前に簡単なアンケート画面が表示されるのですが、
　　　　　アンケートに表示されている項目がスマホの設定によっては正しく動作せず
　　　　　ご迷惑をおかけしてしまいました。