みなさん、こんにちは。ぷらっとホームのテクニカルサポートチームです。
今回は、EasyBlocks DHCPシリーズおよびDDNシリーズのお問い合わせの多い
「冗長構成がうまく組まれない場合の注意点」についてご説明したいと思います。
※EasyBlocks DHCP ASシリーズ、EasyBlocks DDN1 Enterprise / EasyBlocks DDN1 Proline が対象です。
基本的な設定手順
まず、基本的な冗長構成の設定手順は以下となります。
- Active機を起動 (Standby機は停止)
- Active機のネットワーク設定を実施
- Active機のサービス設定を実施
- Active機の冗長設定を実施
- Standby機を起動
- Standby機のネットワーク設定を実施
- Standby機の冗長設定でノード種類をスタンバイに設定
- アクティブ機設定確認を実行し「問題ありません」と出ることを確認
- 保存を押して再起動
以上の設定で、Standby機の起動時にActive機と設定が同期されます。冗長構成が正常に組まれるとダッシュボードが以下のような画面になります。

今回は、冗長構成がうまくいかない時の解説を中心に行うので、冗長構成の詳細については以下をご参考ください。
<参考記事>
【DHCP AS / DDN1 Enterprise】冗長構成の注意点
【製品紹介】~第6弾~EasyBlocks DHCP ASってなに?
DHCPサーバー『Active-Active構成』と『Active-standby構成』どっちがいいのか?
【製品紹介】~第9弾~EasyBlocks DDN1 Enterpriseってなに?
【冗長化解説】ActiveとStandbyの切り替わり、なんの情報が同期されるの?
設定がうまくいかない!そんな時は?
以下の手順どおりに設定しても冗長構成が正常に組まれない場合や、Active/Standby の切り替えが頻繁に発生する場合は、次のポイントを確認してください。
①2台が接続しているスイッチングHUBで、スパニングツリー機能が有効になっている
スパニングツリーが有効な場合、起動時の通信が一時的に遮断され同期確認が出来ません。
まずは、スパニングツリーを無効にして冗長構成が組まれるか確認してください。
スパニングツリーを有効にする必要がある環境の場合は、「システム」の「基本」にある「STP用起動遅延」を”はい”に設定してお試しください。
詳細は下記のブログをぜひご参照ください。
②有効に設定したLANポートがリンクアップしていない
「冗長サービスネットワーク」で設定済みのLANポートは、リンクアップしているかを監視しています。そのため、例えばeth1を設定したのにeth1側にLANケーブルを接続していない場合リンクダウンを検知して冗長の切り替えが発生してしまいます。
設定したLANポートはスイッチングHUB等に接続して必ずリンクアップさせてください。
よくある質問(Q&A)
そのほか、冗長構成で質問の多い内容を以下にまとめます。
Q.スタンバイ側の設定を見たら、ノード種類が”アクティブ”の表示になっている
冗長構成時に同期されるのは、以下の2点となります。
- 各サービスの設定
- 「システム」の「基本」の「冗長化」の設定(プライオリティ以外)
そのため、ノード種類もアクティブ側の設定が同期され、「アクティブ」と表示されます。この項目は初回起動時の動作を決めるものであり、構築完了後は「アクティブ」と表示されているのが正常な状態です。
自機がアクティブ・スタンバイのどちらで動作しているかは、ダッシュボードでご確認ください。

Q.異常が回復したら、必ず同じ本体がアクティブになるようにしたい(フェイルバック設定)
この場合は、アクティブにしたい本体のプライオリティを”255”に設定してください。(もう1台は255以外を設定)。255の本体が接続すると、そちらが優先的にアクティブになります。

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