みなさん、こんにちは。ぷらっとホーム事業推進グループの清水です。
今回は、Zabbix Japan様と8月27日(水)に開催した共催ウェビナー「Zabbix × Syslogサーバーで叶える『もう見落とさない、ログ監視の方法』」について、登壇内容のポイントと、ウェビナー終了後のアプローチ方法などを紹介していきたいと思います。
イベント概要と登壇内容のポイント
イベント概要

今回、Zabbix Japan LLCの寺島様から、
「Zabbix Enterpriseアプライアンスで簡単・安価に監視システム導入」というテーマでセミナー登壇されるということで、
当社もZabbixサーバーと連携できるSyslogアプライアンスを提供していることもあり、共同セミナーという形で実施させていただくことになりました。
▼当日のスケジュール
13:00〜14:00 Zabbix Japan 寺島広大様 登壇
14:00〜14:30 ぷらっとホーム株式会社 清水教彦 登壇
登壇の内容とポイント
①Zabbix Japan 寺島様による「Zabbix Enterpriseアプライアンスの魅力」
Zabbix Japan LLCの寺島様からは、「Zabbix Enterpriseアプライアンスで簡単・安価に監視システム導入」というテーマでご講演いただきました。
このアプライアンス製品は、ZabbixサーバーやZabbixプロキシがあらかじめ導入・設定済みで、設置後すぐに監視を開始できるのが大きな特徴です。
単なるZabbixのインストール済み機器ではなく、チューニング済みの構成や付加機能も搭載されており、特に中小規模のシステムにおいて導入のハードルを大きく下げることができます。
また、Zabbixの導入において課題となりがちな初期設定やパフォーマンス調整が不要なため、監視システムの立ち上げにかかる時間とコストを大幅に削減できる点をご紹介頂きました。


▼Zabbix Enterprise Applianceについてはこちら
②ぷらっとホームによる「Syslog専用サーバー × Zabbixの連携活用」
私からは、ログの保存の重要性、及びSyslog専用サーバー「EasyBlocks Syslogシリーズ」とZabbixを連携させたログ監視の構成についてご紹介させて頂きました。

近年、セキュリティ強化の重要性が高まる中で、ログの保存と活用がますます注目されています。
不正アクセスや障害の兆候を早期に検知するためには、ログの長期保存と分析が不可欠です。
Syslogは多様な機器のログをまとめて保存できる便利な仕組みですが、Zabbixで全ログを受け取ると負荷や容量の問題が発生します。
そこでぷらっとホームでは、Syslogでログを一括保存しつつ、重要なものだけZabbixに転送する機能を追加しました。
この機能を活用することで、Syslogサーバー側ではログの収集・保存・閲覧を行い、Zabbix側では転送されたログをもとにトリガー設定によるアラート通知など、両者の強みを活かした監視環境の構築が可能になります。

詳しくはこちらのブログもぜひご覧ください!
その後とまとめ
今回のウェビナー終了後、SyslogサーバーやZabbixの活用について、嬉しいことにより具体的なご相談をいただきました。
特にアプライアンスサーバーに興味がある参加者の方が多かったので、
- ウェビナーで軽く触れたSyslogアプライアンスの詳細を知りたい
- Syslog以外のDHCP・DNS・監視モデルについての情報
- 「簡単」とご紹介したWeb-UIの実際の画面を見てみたい
など、お客様の具体的なご要望に沿った内容でお話しさせていただきました。
また、次回は、9月25日(木)に福岡で開催される「Zabbixセミナー in 福岡 2025」に登壇予定です。
本セミナーでは「Zabbixの可能性を広げる:多様な監視とデータ収集の極意!」をテーマに、Zabbix Japan LLC様とQsol株式会社様が主催するイベントとなっており、製造現場でのZabbix活用事例なども紹介される予定です。
福岡近郊の皆様、ぜひご参加ください!
