これまでお客様のご質問やご要望にお応えする形で記事を作成していましたが、
今回の記事では EasyBlocksをあまり知らないという方に向けて、 EasyBlocksシリーズについて私(瀬口)と倉持さんで紹介していきます!
今回はEasyBlocksシリーズについてご紹介していきます。
よろしくお願いします!早速ですが、この”EasyBlocks”っていうのは商品名ですか?
そうですね、ぷらっとホームで開発しているネットワークアプライアンスサーバーのことを”EasyBlocks”と総称しています。その名の通り、シンプルで簡単なアプライアンスとなっています。
はじめに
今回ご紹介する EasyBlocksシリーズは以下の7種類です。
1. EasyBlocks DHCP
2. EasyBlocks DDN1
3. EasyBlocks Syslog
4. EasyBlocks Network Repoter
5. EasyBlocks 監視
6. EasyBlocks リモート監視管理
7. EasyBlocks PacketiX VPNアプライアンス
これらのEasyBlocksシリーズは、DHCPやSyslogといった各種ネットワークサーバーに機能を特化させたネットワークアプライアンスとなっています。
いっぱいありますね…!
EasyBlocks Syslogは Syslogサーバーに特化したものっていう風に、それぞれ主な機能はそれしかついてないってことですね?
そうですね。一応それらの機能を補助する”+α”的な機能も搭載されてますけど、主な機能はそれだけです。機能面については「EasyBlocksシリーズの共通点」や「EasyBlocksシリーズ」の方でも簡単に説明しますね。
EasyBlocksシリーズの共通点
各種サーバー機能に特化している EasyBlocksですが、シリーズを通して共通した機能も存在します。
サーバー機能ごとの製品でシンプルに導入
サーバー別で機器が分かれているため、設置・設定をするだけで簡単に導入することができます。各種機能の設定や障害時の問題の切り分けも容易です。
WebUIから誰でも簡単操作
本体のネットワーク設定や管理、バックアップなどをWebUI上で簡単に操作できます。
トラブル時のサポート用ログも出力可能です。
堅牢なハードウェア
HDDや冷却ファンのような可動パーツがないため故障が少なく、耐熱防塵で堅牢設計です。
手のひらサイズのコンパクトな筐体のため、置き場所にも困りません。
Webで設定できちゃうんですね!
それに設定で簡単に導入できるってことは、後任者の引き継ぎとかも楽にできそうですね。
コマンド操作をしたことない人でも簡単に導入いただけるので、後任者への引き継ぎを考えている方にはピッタリですね。
それと EasyBlocksは機能を必要最低限に絞ることにより、冒頭でも話した通りシンプルで簡単なアプライアンスとなっています。そのため、コストパフォーマスも高いです!
なるほど。
必要最低限しか入ってないから設定とかも楽だし、安価に提供できるんですね。
EasyBlocksシリーズの各種機能
ここからはEasyBlocks シリーズについて各種サーバー機能ごとにご紹介します。
EasyBlocks DHCP
1つ目は、DHCPサーバーに特化した EasyBlocks DHCPです。
機能としてはシンプルで IPアドレスをパソコンや他のサーバー等に払い出し、ネットワークに接続できるようにします。払い出せる IPアドレス数によって型番が分かれており、2000, 4000, 6000と3種類あります。
EasyBlocks DDN1
2つ目は、DHCP・DNS・NTPのサーバー機能を1つにまとめた EasyBlocks DDN1です。(画像左側の小型機器)
払い出せる IPアドレス数は 500台程度と控えめですが、DHCPサーバー以外にドメイン名(〇〇.comや■■.co.jp等)と IPアドレスを紐づける DNSサーバー、機器同士の時刻を同期させる NTPサーバーといった機能が一体になったアプライアンスサーバーとなっています。
EasyBlocks Syslog
3つ目は、Syslogサーバーに特化した EasyBlocks Syslogです。
LinuxOSなどの様々な機器からSyslog形式のログデータを収集し、保存することができます。WebUIで保存したログを表示し、フィルタリングや統計を取ることもできます。また、自動バックアップの設定をすることで、NASなどのFTPサーバーにログデータを送信することが可能です。
ストレージ容量ごとに型番が分かれており、120G, 240G, 480G, 1T, 2Tと5種類あります。
EasyBlocks Network Reporter
4つ目は、Syslogサーバーとレポート機能を搭載した EasyBlocks Network Reporterです。
EasyBlocks Syslogと同様にログデータの収集・保存をすることができます。RTXルーター・NVRルーター・Fortigateの稼働状況を任意のメールアドレスに向けてレポーティング可能です。
ストレージ容量ごとに型番が分かれており、120G, 240G, 480G, 1Tと4種類あります。
EasyBlocks 監視
5つ目は、死活監視に特化した EasyBlocks 監視です。
Ping監視やポート監視といった死活監視ができます。WebUIで監視状況の一覧を表示することができ、監視規模としては100台程度が推奨規模になっています。また、異常発生時のメール通知、監視結果のSyslog通知、SNMP Trap受信時のメール転送といった機能も搭載しています。
EasyBlocks リモート監視管理
6つ目は、モバイル通信による死活監視などが可能な EasyBlocks リモート監視管理です。
SIMを搭載することでモバイル通信による保守・運用ができるようになります。EasyBlocks 監視と同様の監視機能に加えて、監視している機器のWebUI・コマンドの操作、電源のON/OFF制御といった機能によりリモート管理が可能です。
EasyBlocks PacketiX VPNアプライアンス
7つ目は、PacketiX VPNをアプライアンス化した EasyBlocks PacketiX VPNアプライアンスです。
リモートワークでも社内ネットワークへ安全に接続することができるVPNサーバーをアプライアンスで簡単に導入することができます。VPNサーバーは PacketiX VPNソフトウェアを搭載。
シンプルかつ何かに特化した機能があるアプライアンス、それがEasyBlocksなんですね!
最後に
EasyBlocksシリーズについてまとめますと…
● ネットワークサーバーを簡単に導入できる。
● WebUIでシンプルに操作できる。
● 堅牢コンパクトで置き場所に困らない。
今回は、 EasyBlocksシリーズについて簡単に紹介しました。「EasyBlocksシリーズにどんな機能や種類があるのか簡単に知りたい!」という方のご参考になれば幸いです。
☟後任者への引き継ぎメリットは、コチラの記事でも紹介しています☟
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