オンプレミスの4つの利点!自社内にIT機器を導入するメリットとは?

近年、クラウドサービスの利用が当たり前となっています。
導入のしやすさや、バックアップなどの運営上の手軽さなど利便性が高いものとして人気です。
ですが、あえてクラウドを選ばずに自社内にIT機器を導入したり、クラウドに移行したものからオンプレミスに戻ってくるようなこともあるようです。

では、なぜ近年でもオンプレミスを選ぶ人がいるのでしょうか?今回は、オンプレミスのメリットをご紹介していきたいと思います。

クラウドとオンプレミスのちがい

オンプレミスとは、サーバやソフトウェアなどの情報システムを施設内に設置してユーザー自身が運用することを指します。

実際に、私たちが提供している製品は「オンプレミス」にあたります。

ぷらっとホームの製品ユーザーでもクラウドからオンプレミスへ移行してきたり、クラウドの利便性を承知の上でオンプレミスを導入したいという方が多く見受けられます。

特に多い事例としては「ログ管理」で、EasyBlock Syslogシリーズの導入が増えています。
その理由として下記が多く挙げられています。

・クラウド上でのログ管理は他社サーバーにログを保管することになり、
セキュリティポリシーなどの問題から、外部でのログ保管が難しい場合
・導入時の費用だけでなく、サーバー容量に応じて毎月コストがかかる
初期構築や後任者への引き継ぎに時間がかか

オンプレミスの4つのメリット

では、実際に自社内にIT機器を持つオンプレミスのメリットについて考えていきたいと思います。

データの完全な管理とセキュリティ

オンプレミスのIT機器を利用することで、企業は自社内でデータを完全に管理できます。クラウドサービスでは、データが第三者のサーバーに保存されるため、セキュリティ上の懸念がありますが、オンプレミスでは自社内でデータを保持することができ、セキュリティを確保しやすくなります。

カスタマイズと柔軟性

オンプレミスのIT機器を導入することで、企業は自社のニーズに合わせてシステムをカスタマイズできます。クラウドサービスでは提供されている機能や制約に従う必要がありますが、オンプレミスでは自由度が高く、柔軟なシステム構築が可能です。

レガシーシステムとの統合

一部の企業では、既存のレガシーシステムとの統合が必要な場合があります。オンプレミスのIT機器を利用することで、既存のシステムとのシームレスな統合が容易になります。これにより、システムの刷新や移行にかかるリスクとコストを軽減できます。

ライセンスとコストの管理

オンプレミスのIT機器を使用することで、企業はソフトウェアやライセンスの管理を自社内で行うことができます。クラウドサービスでは、利用量に応じてサブスクリプションベースで料金が発生する場合があります。オンプレミスでは初期投資が必要ですが、その後の運用コストは予測可能であり、長期的なコスト管理がしやすくなります。

まとめ

以上のように、クラウドだけでなく、オンプレミスのIT機器も重要な役割を果たしているといえます。クラウドかオンプレミスかどちらを選ぶかは、セキュリティ要件やコスト効率などを加味しながら導入する企業によりよいものを選択していただければと思います!

小林洋平

1983年の10月生まれ、出身は群馬です。
ぷらっとホームでは、主にインサイドセールスを担当していますが、わりと何でも屋さんな立ち位置です。
500円ガチャにはまったことがあり、デスクには戦利品が10品以上・・・クオリティが高いなぁと感心して、つい回し過ぎてしまいました。これ以上置けないので集めるのをストップ中です。
仕事が忙しくても、「自分がムリをしない」時間をきちんと作れるように心がけています。

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