ぷらっとホーム製品の開発責任者、阿部氏の話。

こんにちは、ぷらっとホームの星です。

ぷらっとブログが週2〜3投稿になって早1年。
ブログで当社製品への理解を深めていただいているお客様も多く、ありがたい限りです。

そこで本日は、ネットワークアプライアンス製品「EasyBlocks」や、IoTゲートウェイ「OpenBlocks IoTシリーズ」の製品開発(主にソフトウェア)を担う製品技術担当者に、『ぶっちゃけ話を聞いてみたシリーズ第1弾』として、製品技術部 部長(愛称:阿部氏)にゆる〜くインタビューをしていこうと思います!


ぷらっとホームで製品技術部長を務めています、阿部です。

ネットワークアプライアンス製品「EasyBlocksシリーズ」や、IoTゲートウェイ「OpenBlocks IoTシリーズ」のソフトウェア開発の“まとめ役”としての立ち位置で、
エンジニアというよりは、エンジニアリングの方向性を最終的にジャッジしたり、アドバイスしたり、一緒にコーディングしたりもしますね。

そうですね〜。
中途で2013年4月に入社しましたから、なんだかんだもう10年を越えていますね。

当時はまだ今ほどIoTって言葉が世の中に浸透してなくて、「インフラを安定稼働させる」というのが大きなテーマの時代でした。それから製品の形も、お客様のニーズも、大きく変わったなあと思います。

う〜ん、いろんなことをやってた気がしますけど(笑)

半導体の設計環境構築や設計をやったり、決済系の組込みアプリを作ったり、衛星通信のシステムに関わったり、ファジングツールの改修をやっていたりしていました。
こうして言葉にすると「なんか統一感ないね」とよく言われるんですけど、共通しているのは「環境を整える」「システムを下支えする」っていう部分なのかなって思いますね。

Unix/Linuxを触っている期間も長かったので、「CLI(コマンドラインインターフェース)を触ってゴリゴリやる仕事こそが天職だ!」って自分の中で思ってたので。それを活かせる場を探していたら、ぷらっとホームにたどり着いたって感じですね。

一番大変だったのは前任者が不在の状態で、ある製品をメンテナンスしなきゃいけなくなった時ですね。

もともと完成形が定義されないままリリースされていた製品で、ソースコードがスパゲッティ状態。
もうトラブルが起きるたびに「ここ繋がってる!?」「あ、こっちから呼び出してる!?」みたいな、謎解きみたいに解析していく日々で。
おかげでソースコードのどこに何が書かれているか、人よりは詳しくなりましたけど。

あとはまぁ、ここで言うのもなんなんですけどリモートオフィス系の製品は苦戦しましたね(笑)

そうなんですよね(笑)

ちょうどコロナ禍のタイミングでリリースして反響はものすごくあったんだけど、
当時はまだリモートワークという概念が広く浸透していなかったという事と、うちもリモートワークでどのようなニーズがあるのか細かいところまで追えていない事もあって、あとちょっとのところで伸びなかった印象でした。反省しましたね。

新しい知識を吸収して製品に落とし込めた時は、やっぱり楽しいです。

僕も入社当初は、ネットワークのプロトコル周りの知識はそれなりにあったけど、他の領域はふんわりしてたので、やりながら「ああ、こういう仕組みだったんだ」と理解する瞬間が気持ちよくて、それが製品として形になると、なんとも言えない達成感がありますね。

あとはお客様の反応ですね。素直に「おお、便利じゃん」「これは助かる!」と言ってくれた時はめちゃくちゃ嬉しいです。
特に、IoTゲートウェイ製品とSyslog関連製品はいろんな分野で導入してもらっていて、お客様からの反応も良くて、「やってやったぞ!」なんて思うくらいでしたね。

言われてみれば確かに。
それでいうと、開発中に「こんなの本当に運用できるのかな?」と不安だった『AirManage 2』を運用レベルまで落とし込んで、お客様の前でデモをした時のことは忘れられないですね。

お客様が「あ、これだったら現場でも使えそうですね!すごく便利!」って感動してくれたんですよ。あの瞬間は「頑張って作って良かった~」と心の底から思いました。あれがあるから、エンジニアってやめられないんだろうな、と(笑)

い、意気込み・・・(笑)
単純になってしまいますけど「お客様が求める」製品を作り続ける、ということに尽きると思います。
僕は「モノを作る」ことが好きなので、今後変化していく市場や新しいテクノロジーを素早くキャッチアップしながら、これからもいろんな新しいことに挑戦していきたと思っています。

最近の技術市場は、生成AIのインパクトが強いと感じてますが、手軽に問題解決ができるようになった反面、実際の現場で活かすには、ユーザー側が“正しい質問”をしたり、“得た答えを正しく評価する”だけのリテラシーを持っているかが問われるようになった気がします。

そうすると結局のところ、お客様の生の声を広く拾ってよりよい技術やアイディアに変換して、それを還元していくのって「人の仕事」だと思います。

そんなわけで、ぷらっとホームはエンジニアを大募集中です!
実際のコーディングはもちろん、「製品仕様の検討からかかわりたい」「製品開発をやってみたい」「自分のコードやアイデアを世の中で役立てたい」という方がいれば、 recruit@plathome.co.jp にご連絡ください、ぜひ一緒にやりましょう。


・・・インタビュー、いかがでしたでしょうか?
いつもはなかなか表に出ない開発者たちですが、阿部氏のように熱い思いを持ってモノづくりをしている姿を、少しでも感じていただけたら嬉しいです。
特に、前任者がいない製品のスパゲッティソースコードと格闘しながらも、そこから学んだことを糧にして製品をブラッシュアップしていく姿勢には「エンジニア魂」を感じますよね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
近々第2弾も公開予定ですので、みなさんどうぞお楽しみに!

星 賢志

1985年生まれ、2児のパパです。
日頃、マーケティング部署でメンバーと試行錯誤しています。ブログ記事を一番書いているのは僕だったりします。
マーケティングは奥が深すぎて日々勉強の毎日ですが、子どもからプレゼントされたポケモンカードも奥が深すぎて参っています(笑)
移住するなら、宮古島できれいな海を見て、美味しいものを食べて生活したいですね(^O^)

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