【営業が語る】EasyBlocksの歴史〜part1〜

はじめに

みなさんこんにちは、ぷらっとホーム営業部の清水です。

今回のブログでは10年以上ご愛顧いただいているEasyBlocksシリーズの歴史・また販売開始当時の背景を、営業目線で振り返ってみたいと思います。

EasyBlocksシリーズの歴史はわりと長いもので、2記事に分けてお話したいと思います。
part1では、EasyBlocksシリーズの前身となるアプライアンスを含め、2003年から2012年までに発売開始したアプライアンスに関して、振り返ってみたいと思います。

EasyBlocksの進化をさかのぼる

初代EasyBlocksのリリースは2011年6月ですが、EasyBlocks以前にもLinuxを搭載した小型サーバ「OpenBlocks」にアプリケーションを搭載したアプライアンスの販売を行なっていたので、まずはそこから振り返ってみます。

2003年10月「監視BlockS」

現行品の「EasyBlocks 監視」の前身にあたる製品で、手のひらサイズマイクロサーバ「OpenBlockS 266」にサーバー監視ソフトウエアを搭載したアプライアンスです。

「EasyBlocks 監視」と同様に、Ping監視・ポート監視が行えました。

丁度私が入社した時期にリリースされた製品ですが、
手軽にサーバ・ネットワーク機器の死活監視が行えると好評だった記憶があります。

当時の記事ASCII.jp「“OpenBlockS”シリーズのサーバー監視ソフトウエア搭載版『監視BlockS』が発売に!

2007年8月「監視BlockS Pro」

お客様からのご要望に応え、「監視BlockS」に
「認証機能付きメールサーバー」
「SNMP TRAP受信による通知」機能を追加したアプライアンスです。

ベースのハードウェアは「監視BlockS」と同様に「OpenBlockS 266」を使用、
すでに「OpenBlockS 266」をお持ちのお客様向けに、ソフトウェア単体での販売も行なっていました。

2010年8月「OpenBlocksアプライアンスシリーズ」

現在のEasyBlocksの原型にあたる製品です。
まだEasyBlocksの名称ではなく、「OpenBlocksアプライアンスシリーズ」の名称でした。

小型のLinuxサーバ「OpenBlockS 600」にDHCP・DNS・NTP・Syslogの各機能を入れた4モデルのラインナップでのスタートでしたが、この後「Proxy・PacketiX」等が追加されました。

当時は、単機能のネットワークアプライアンスが他にはあまりないこともあり、DNS・DHCPのお問い合わせはかなり多かったです。
当時はまだ需要があまりなかったのか、現在お問い合わせが一番多いSyslogのお問い合わせが少なかった記憶があります。

当時の記事Impress Watchぷらっとホーム、DHCPやDNSの用途に絞った小型アプライアンス4モデル

2011年6月「EasyBlocks」

EasyBlocksのブランド名で最初にリリースした製品です。
「OpenBlocksアプライアンスシリーズ」と同様にベースのハードウェアは「OpenBlockS 600」を使用。

DHCP/DNS/NTP/Syslog/Proxy/監視管理の機能を搭載しており、独立したノードによるシンプルな運用だけでなく、
複数台のEasyBlocks(3台以上を推奨)によってクラスタを構成し、Active-Activeの冗長化を実現できる先進的な製品として、Interop等の展示会でもご評価頂きました。

現行品は、「EasyBlocks DHCP シリーズ」「EasyBlocks Syslogシリーズ」が当てはまります。

当時の記事:⁠gihyo.jpぷらっとホーム、DHCP、DNSなどを簡単運用できるアプライアンス「EasyBlocks」発売

2012年6月「EasyBlocks Enterprise」「EasyBlocks 単機能型」

1台の機器に「Syslog、DHCP、DNS、NTP、RADIUS、Proxy、監視管理」の機能を搭載した「EasyBlocks Enterprise」と
DHCP等の各機能を1台の機器に切り出した「EasyBlocks 単機能型」の2モデルをラインアップすることで、お客様のネットワーク構成に合わせ、柔軟な導入が可能となりました。

特に「EasyBlocks 単機能型 Proxyモデル」は、小中学校のICT教育向けのキャッシュサーバとして、多数ご採用頂きました。

事例記事
学内DHCP/DNSサーバーを低コストで導入運用 — 東京薬科大学 情報教育研究センター
WEBキャッシュProxyアプライアンスで小・中学校におけるインターネット通信環境を大幅改善 — 京丹後市教育委員会

次回は、、、

少し長くなってしまったので、今回のブログはここまでにさせて頂きます。

次回は、いよいよ現在も現役の「EasyBlocks DHCPシリーズ」からご紹介させて頂きます。

2003年から振り返って見ましたが、当時の打ち合わせや展示会を思い出し、懐かしくなりました。
その時々のお客様からのご要望に合った製品をご提供させて頂くのは、
今と変わってなくこれからもお客様の役に立つ製品をご提供して行ければと思います。

part2は近日公開予定ですので、そちらもぜひご一読ください。

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