【24年上半期】EasyBlocksシリーズアプデ情報

この記事では、2024年上半期までにリリースされたEasyBlocksシリーズのアップデート情報について紹介していきます。

そこで今回は
ウェビナーでご紹介した2024年上半期のEasyBlocks最新アップデート情報をまとめていきます!

  

新製品

2023年から2024年9月までにリリースされた新製品は以下の通りです。

 

ソフトウェアアップデート

2023年から2024年9月までにアップデート内容について紹介していきます。

アップデート内容一覧

今回紹介するアップデート内容の一覧表は以下の通りです。

 

EasyBlocks 全体のアップデート

EasyBlocksシリーズ全体のアップデート内容となります。

● UPS対応

■ UPSに標準対応し、停電発生時の安全なシャットダウンに対応
シュナイダーエレックトリック社製品APC RSシリーズおよびSmatUPSシリーズに対応

 

● Web UIのHTTPS対応

■ Web UIへのアクセス対応HTTPS対応
通信内容が暗号化され、第三者によるデータの盗聴や改ざんのリスクが大幅に低減。
ユーザーはより安全で信頼性の高い接続を利用でき、Web UIのセキュリティと信頼性が向上。

 

● サービス毎のフィルタ機能

■ Ethernetポートごと・サービスごとに通信フィルタの制御が可能
例: DHCPサービスはEthernetポート0・1のみ開放、NTP配布はポート1のみ開放するなど。

 

EasyBlocks Syslogシリーズのアップデート

ここからは EasyBlocks Syslogシリーズ(EasyBlocks Network Reporterも含む)のアップデート内容となります。

● Syslog転送機能強化

■ Syslog over TLS対応
TLSプロトコルを使用して、他のSyslogサーバー(例えばクラウド上のSyslogサーバーやSOCサービス等)へセキュアにログ転送が可能。
■ メッセージプレフィックス対応
Syslogのメッセージへプレフィックスを付与する。複数拠点からSOC等へSyslog転送する際、送信元識別等で活用可能。

 

● NTPサーバー機能を追加

■ NTPサーバー機能を追加
直接NTPサーバーへアクセスできない各クライアントへの正確な時刻配信、ログの保存が可能になります。

 

● Web UI閲覧ユーザー追加

■ Web UIの閲覧権限のみを付与したユーザーの追加に対応
複数ユーザーでWeb UIへのアクセスはするが、設定変更はやらせたくない、ログの閲覧だけをさせたいといった運用が可能。

 

● 当月テーブルの自動バックアップ送信機能

■ 指定のFTPサーバーへ当月テーブル(ログのDBファイル)を毎日バックアップ送信。

 

● Zabbixへのログ転送機能

■ Zabbixとの連携機能により、ログ監視が可能。

 

● Zabbix連携機能の強化

■ Zabbixトラッパー連携機能に以下の制御処理を追加
メッセージの重複制御機能
未送信データの有効期限制御機能を追加
メッセージのブラックリスト機能
送信プレフィックス設定機能
■ Zabbixサーバーへの統計情報送信機能を追加

 

● IETF-Syslog受信及び転送に対応

■ IETF-Syslog(RFC 5424)形式のSyslog受信に対応
■ IETF-Syslog転送機能(TCP/OverTLS)に対応
受信時にタイムゾーンが含まれるログが考慮され、適切にデータベースへ格納される。これにより、異なるタイムゾーンのログも一元管理可能。
Structured-dataフィールドを使うことで、クラウドサービスとの連携時に認証情報やアプリケーション固有のデータをSyslogメッセージに含めることができ、セキュリティと柔軟性を確保したログ転送が可能。

 

● Web UI IPアドレスフィルタ機能

■ Web UIへのアクセスを許可するIPアドレス、または拒否するIPアドレスを設定可能

 

● FortiGate 60F/80Fのレポートに対応 ※EasyBlocks Network Reporterのみ

■ UTM製品FortiGate 60F/80Fのレポートに対応

 

● ルーター制御機能 ※EasyBlocks Network Reporterのみ

■ Network ReporterのWeb UI上から登録したRTXルーターのSyslog転送モードのログレベル(DEBUG/NOTICE/INFO)の変更が可能。

 

● 特定日レポートメール再送機能 ※EasyBlocks Network Reporterのみ

■ 特定日のレポートメールをWeb UI上から再送できる機能
最大180日前まで遡って送信することが可能。

 

EasyBlocks 監視シリーズのアップデート

ここからは EasyBlocks 監視シリーズのアップデート内容となります。

Web UI IPアドレスフィルタ機能

■ Web UIへのアクセスを許可するIPアドレス、または拒否するIPアドレスを設定可能。

 

SNMPエージェント機能

■ SNMPエージェント機能に対応
他の機器管理ソフト等からもEasyBlocks 監視本体のストレージ使用量、メモリ使用量、CPU負荷率などの情報取得が可能。

 

ユーザー定義通知の対応

■ 監視結果の通知手段を ユーザーの定義するスクリプトで自由な設定が可能
例:機器に異常が起きた際に、SSHコマンドを実行してパトライトを光らせる など

 

再通知間隔を自由に設定

■ 正常ではない状態が一定時間継続した場合、再通知を行う時間間隔を自由に設定可能。
適切なタイミングでアラートを受け取ることが可能。

 

EasyBlocks DHCPシリーズのアップデート

ここからは EasyBlocks DHCPのアップデート内容となります。

SNMPエージェント機能

■ SNMPエージェント機能に対応
他の機器管理ソフト等からもEasyBlocks 監視本体のストレージ使用量、メモリ使用量、CPU負荷率などの情報取得が可能。

 

最後に

今回で、2024年上半期にリリースされたEasyBlocksシリーズのアップデート情報について紹介しました。「どんなアップデートが来ていたのかまとめて知りたい!」という方のご参考になれば幸いです。

 

ソフトウェアアップデート情報については、コチラからも発信しています

ソフトウェアアップデート情報 | ぷらっとホーム株式会社
OpenBlocks、EasyBlocksなどのぷらっとホーム社製品のソフトウェアアップデート情報を掲載しています。

今回紹介した製品は、コチラになります

EasyBlocks シリーズ | ぷらっとホーム株式会社
ぷらっとホーム EasyBlocksシリーズは、企業で必要なネットワークでの各サーバー機能を専用サーバーとして独立させ、使いやすくしたアプライアンスです。
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