EasyBlocks Syslogシリーズに実装予定の「ログファイル取込機能」を試してみた

はじめに

EasyBlocks Syslogシリーズをご検討いただくお客様から、

「既存のSyslogサーバーに蓄積されたログをEasyBlocks Syslogに移行できないか?」

というお問い合わせをいただくことがあります。

今回は、まだ開発版ではありますが、実際にログファイルを取り込む流れを試してみましたのでご紹介します。

「ログファイル取込機能」を試してみる

最初にログファイルを準備する

まずはログファイルの準備をしていきます。
今回の検証では、手元の環境で稼働している OpenBlocks IoT VX2 のログファイルを使用しました。

搭載OS:Debian GNU/Linux
使用ログファイル: /var/log/syslog

OpenBlocks IoT VX2のOSログは一般的なSyslog形式で出力されるため、EasyBlocks Syslogへの取り込みテストに適しています。また、ログファイルに書き込まれているログの件数は28,557件です。

一部抜粋すると以下のような内容です。

左から順番に、タイムスタンプ、ホスト名、プログラム名、ログメッセージとなります。

ログファイルのアップロードをする

さっそくログファイルをアップロードしてみましょう。
まずは、EasyBlocks Syslogの[ログ管理]タブにある「ファイルを選択」から、準備したログファイルをアップロードします。

ログファイルを読込

次にアップロードしたログファイルを選択し、「ログファイル読込」ボタンを押します。

この際に下記の画像のとおり、ログに割り当てる「ファシリティ」や「プライオリティ」を指定することができます。今回は未設定のまま読込を実行しました。

読込前に件数の確認をする

実際に読込を開始する前に、対象ログの件数を確認することができます。

今回用意したログは 28,557件で、確認画面でも同じ件数が表示されたため、全件問題なく取り込めることを確認しました。

実際の読込処理時間は、28,557件で約5秒程度でした。

読込結果の確認

読込完了後、「ログ表示」タブから内容を確認します。

以下の通り、アップロードしたログが一覧に反映され、件数(28,557件)も一致していることが確認できました。

まとめ

今回ご紹介したログファイル取込機能は、現時点では開発版であり、正式リリース時には画面や操作フローが変更される可能性があります。

それでも、本機能が実装されれば、既存Syslogサーバーに蓄積されたログをEasyBlocks Syslogに取り込み、スムーズにリプレイスを進めることが可能になります。

EasyBlocks Syslogシリーズをご検討中の方にとって、より価値ある選択肢となるはずです。
今後のアップデートにもぜひご期待ください。

来月の10月9日に、2025年上半期に追加された新機能の中から「ユーザーの声から生まれた注目機能」をわかりやすく解説した「EasyBlocksシリーズの新機能・事例・ロードマップまとめてチェックウェビナー」を開催しますので、ご興味のある方はぜひご参加ください!

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