この記事では、EasyBlocks DDN1に搭載されている3種のサーバー機能の簡単なセットアップ方法について紹介していきます!
EsayBlocks DDN1はネットワーク構築には欠かせない 3種のサーバー機能(DHCP・DNS・NTP機能)を1台にまとめたアプライアンスサーバーです。以前ご紹介しました EasyBlocks DHCPと同様にWebUIだけで簡単に設定・導入ができます。
☟EasyBlocks DDN1については、コチラの記事でも紹介しています☟
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/76f975feee7951f8c172b185d317bb90-160x90.png)
はじめに
今回、DHCP・DNS・NTPサーバーの対象となる機器は OpenBlocks IoT VX2と パソコン(PC)になります。
対象機器と EasyBlocks DDN1は共通のネットワークにLAN接続しています。
EasyBlocks DDN1:ソフトウェアバージョン 1.0.3
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/eaea6cc56280fc8b59a73872c4742300.png)
DHCPの設定手順
DHCPサーバーの設定手順に関しては、EasyBlocks DHCPのセットアップ記事で詳しく説明しているので、以下のリンクに進んで設定してください。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/bb3de76b2bd37200ca1947e9b79cb541-160x90.png)
DNSの設定手順
サービス設定
まず、DNSのサービスタブの[起動]から有効にします。有効にしたら保存します。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/b815be88bd26ee08b0219b0d8112e4a3-1.png)
保存すると画像にような表示になり、DNSサービスが起動します。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/ac76fea458381e24499552b98428f472.png)
基本設定
次に、基本タブの動作設定から[利用方法]をコンテンツ兼キャッシュサーバ、[ルートヒントファイル]をはいにします。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/3b729e2d1de69b2b7ef258d509f34cb1-1.png)
アクセス制御は接続しているネットワークに制限がなければ、全てにします。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/ea7a16679fca73f46c19bc513387b5f1.png)
一通り選択したら保存します。
ゾーン設定
ゾーンタブからドメイン名とそれに対応するネットワークアドレスを記入します。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/3b729e2d1de69b2b7ef258d509f34cb1.png)
記入例)
ドメイン名:test.org
ネットワークアドレス:192.168.254.0
画像のように記入をしたら保存します。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/5214a652ee911ef74f0dc596b55b2fcf.png)
保存したゾーンは下のゾーン一覧に表示されます。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/f12a3e2aeb1ce67967fafa6ef3f8e7e9-1-1024x768.png)
レコード設定
レコードタブに先程作成したゾーンのレコードが自動生成されます。この時、生成されるレコードは画像のようなデモ設定ですので、レコード設定から名前解決させたいレコードを登録してください。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/5d58237fd1f8dea229a62e8816f05e73.png)
レコード:DNSレコード(ゾーンファイルの中身)のこと。
ゾーンタブにない詳細設定はコチラからできます。
これで DNSサーバーの設定は完了です。
NTPの設定手順
次に、NTPのサービスタブから[起動]から有効にします。有効にしたら保存します。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/d53c87c363326f5a00ede37dfc3d6e85-1-1024x481.png)
保存すると画像にような表示になり、NTPサービスが起動します。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/8fce85e026b1fac10072ad757a8fbecb.png)
基本タブから同期する NTPサーバを記入します。
今回は公開されているNTPサーバーの1つである「ntp.nict.jp」を記入します。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/96c0a1d1d2e0d8f95fa5f3659c3e6202-1024x497.png)
画像のように記入したら保存します。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/95b149ce4fd9f491ef9f360a08f1021d.png)
時刻同期の状況は同期情報タブから確認できます。
![](https://blog.plathome.co.jp/wp-content/uploads/eded5213667664a69c483b6925de8167.png)
これでNTPサーバーの設定は完了です。
最後に
今回は、EasyBlocks DDN1の DHCP・DNS・NTPサーバーのセットアップ方法について紹介しました。「DNSサーバーの設定がよくわからない」「手順を見ながらセットアップを行いたい」という方のご参考になれば幸いです。
![](https://www.plathome.co.jp/wp-content/uploads/thumbnail_DDN1.png)