母校の授業参観で、IT化の差分を探してみた

はじめに

先日、息子の授業参観に行ってきました。
ちなみにこの小学校、自分の母校でもあります。

かつて自分が通っていた学校に、今度は親として足を踏み入れる場合、普通なら懐かしさがこみ上げてくる場面だと思うのですが、仕事柄、教室に入って最初に見たのは息子ではなく天井でした。Wi-Fiのアクセスポイントどこかな、と。

とはいえ、せっかく自分の母校に来たわけです。自分が小学生だったころと比べて、今の教室はどれくらいIT化が進んでいるのか。同じ学校だからこそわかる差分を探してきました。

教室の差分チェック

まずは教室の設備から。

大画面モニター
教室の前に大きなモニターが置いてありました。自分のころは黒板とチョークが主役だったので、ここはわかりやすい差分です。教科書の図や子どもたちのタブレットの画面を、ここに映して授業を進めるのでしょうね。

※イラストはイメージです

Wi-Fiのアクセスポイント
天井を見上げると、ありました。国内メーカー製のアクセスポイント(以下、AP)です。教室に入って最初に探したのがこれなので、見つけたときはちょっとうれしかったです。1人1台のタブレットが一斉につながるわけですから、教室にAPがあるのはもはや必須ですよね。

※イラストはイメージです

IP電話らしきもの
教室にIP電話らしき端末もありました。Cat5eのLANケーブルがつながっていたので、おそらくIP電話と思われます。内線表には各教室の内線番号が書いてあり職員室や他の教室との連絡も、これで済ませられるのかもしれません。。

※イラストはイメージです

エアコン
IT機器ではありませんが、ついてます。うらやましい。この小学校、いわゆる公立校なので私が通っていたころ(30年ほど前……)は、当然エアコンなんてついていませんでした。

夏の授業がどれだけ快適なのか、想像するだけでちょっと悔しくなります。

※イラストはイメージです

こうして並べてみると、教室の景色は自分のころとかなり変わっていました。

理科の授業は人間の「骨」と「筋肉」

この日の授業は理科で、テーマは「人間の骨と筋肉ってどうなっているの?」。

先生が「どうやって調べたらいいと思う?」と聞くと、子どもたちから自然に出てきた声が「タブレットで調べる!」でした。

※イラストはイメージです

これが今回一番の差分かもしれません。
自分のころなら、教科書を眺めたり、理科室の模型を見たり、さらに詳しく調べたければ図書室に行って調べるか…そんな感じだったと思います。

「調べる=タブレット」が、子どもたちの中ではもう当たり前になっているようです。設備が変わったことよりも、子どもたちの感覚が変わっていることのほうに驚きました。さすがデジタルネイティブ世代・・・!

と思いきや、まさかの腕相撲

じゃあタブレットで一斉に調べさせるのかな、と思いきや。

先生が子どもたちにやらせたのは、まさかの腕相撲でした。

腕相撲をしながら、相手の腕を触ってみる。力を入れているときと抜いているときで、腕はどう変わるのか。その違いを自分の手で確かめさせていました。

タブレットで調べれば、筋肉の仕組みはすぐにわかると思います。でも、友達の腕が硬くなったり柔らかくなったりするのを自分の手で感じた経験は、画面で見た知識とはまた違った形で、記憶に残るのではないでしょうか。

調べる手段はタブレットに変わっても、自分の体で確かめて、友達と話しながら答えを見つけていく。授業の本質、大事にされているところは変わっていないんだなと、親目線で感動してしまいました。

授業参観ということもあり、普段とは少し違う構成だったのかもしれませんが、それでもいい授業だったと思います。

ちょっとだけ仕事目線

最後に少しだけ仕事目線の話を。

以前、とあるSIerさんに聞いた話では、DHCPサーバーを別立てする目安は「700人くらいから」とのことでした(あくまで一つの目安で、ネットワークの構成によって変わります)。 そう考えると、母校くらいの規模であれば、IPアドレスの配布はルーターまたはL3スイッチが担っているのかもしれません。

残念ながら、今回それを確かめることはできませんでした。機会があれば、どんな構成なのか先生に聞いてみたいと思います。うちのDHCPサーバーアプライアンスが使われていたら、うれしいのですが……。

まとめ

母校の教室で見つけた差分は、大画面モニター、Wi-Fi AP、IP電話(らしき端末)、エアコン。そして何より、「調べる=タブレット」が子どもたちの口から自然に出てくることでした。自分が通っていたころの教室を思い出すと、本当に別の場所のようです。

一方で、自分の体で確かめて、友達と話しながら学ぶ授業のよさは、自分のころと変わっていないように感じました。タブレットという便利な道具があっても、腕相撲を選ぶ。その先生の工夫に、教育の現場で大事にされているものを見た気がします。

設備はずいぶん変わったけど、大事なところは変わってない。同じ学校に親として戻ってきたからこそ、その両方に気づけたのかもしれません。母校でそんなことを感じた授業参観でした。

あと、エアコンはやっぱりうらやましいです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

星 賢志

1985年生まれ、2児のパパです。
今はEasyBlocksの営業として、お客さまのもとを走り回っています。
普段の仕事をはじめ、自宅のネットワークや子どものITとの触れ方など、日常のちょっとした気付きをネタに記事を書いています。
移住するなら、宮古島できれいな海を見て、美味しいものを食べて生活したいですね(^O^)

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