文科省主導で「児童生徒1人1台のPC/タブレット」と「高速通信ネットワーク」を一体的に整備する、いわゆるGIGAスクール構想が始まってから、気づけば5年ほど経ちました。最近は端末の入れ替えも見据えて、ネットワーク機器の更改についてもお引き合いをいただく機会が増えています。
こういう話が増えると、つい「学校で端末は当たり前に使われている前提」で話が進みがちなんですがここでふと、素朴な疑問が湧きました。
「実際、授業の中でPCやタブレットってどのくらい使ってるんだろう?」
気になったので、ちゃんと調べてみることにしました。
といっても全国調査は無理なので、とりあえず我が家調べです。
我が家の調査対象(小3と中1)
まず、我が家の子ども構成はこちら。

息子:小学3年生
娘:中学1年生
そして二人とも、学校から配布されているGIGA端末を持っています。
以前のブログでもNEXT GIGA端末に軽く触れたのですが、うちの自治体で指定されていた端末はiPadでした。
「iPadなら使いやすそうだし、結構活用されてるのでは?」と期待しつつ、実態を見ていきます。
調査方法はシンプル。時間割に印を付けるだけ
調査方法はめちゃくちゃ簡単です。
1.子どもたちから、週の時間割(実際に使ってるやつ)をもらう
2.その時間割の中で、授業中に1回でもタブレットを使ったコマに印を付ける
ポイントは「ガッツリ使った」じゃなくて、1回でも使ったら印をつけたこと。
調べ学習でも、提出でも、ちょっとした入力でも、とにかく触ったらカウントします。
結果、、小3は約10%、中1は約30%
では結果です。まずは息子(小3)から。
- 小学3年生(息子):全体のコマの約10%

体感としても「たまに使う」くらいだそうです。
週の授業の中で、タブレットが出てくる回数はそこまで多くない印象でした。
次に娘(中1)。
- 中学1年生(娘):全体のコマの約30%

こっちは結構使ってる。
「今日は使った?」「あ、使った」みたいな日が普通にある感じです。
まとめるとこんな感じ。
・小3 → ほとんど使われていない(約10%)
・中1 → わりと使ってる(約30%)
同じGIGA端末(iPad)なのに、学年が上がると活用率がグッと上がるんですね。
これ、意外と「学校のICT」ってひとくくりにできないのだなぁと思いました。
補足:中学は体育でも使うし、AIも普通に使ってる
娘の話で面白かったのが、体育でもタブレットを使うという点。
「体育で一体、何に使うの?」って思いますよね。
聞いてみたら、測定結果などをタブレットから入力して、先生に提出する…みたいな使い方をするらしいです。
なるほど、体育でも“提出”がある時代。

さらにもう一つ。AIも使ってたりするとのこと。
・ChatGPTを使うこともある
・標準ブラウザがEdgeだからか、Copilotで歴史の調べ物をすることもある
中学生、思っていたよりだいぶAIを使っているみたいです。

まとめ
「GIGAってホントに活用されてるの?」と思って我が家で実際に聞いてみたところ、小3は約10%、中1は約30%という結果に。
学年が上がるにつれて端末の出番がぐっと増えていることがわかりました。
体育の授業で記録を入力したり、調べ学習でCopilotを使ったりと、想像以上に“授業の中に入り込んでる”様子もあり、すでに「端末ありき」で進む授業もあるんだなと感じました。
そして、最後にちょっと気になったのがネットワークまわりの話。
「ちなみに、みんなネットにつながらい事とか、そういうことってあるの?」と聞いたら、返ってきた答えは シンプルに「ある」 でした。
一斉にアクセスする場面では、遅くなったりつながらなくなったりすることがあるそうです。もしかするとDHCPでIPアドレスの払い出しが追いついてないなんてこともあるのかもですね。
実際、普段SIerの方に聞いても「朝はつながらない」という相談はわりと多くて、原因としてIPアドレスの払い出しが怪しいと当たりをつけて、当社のDHCPアプライアンスを導入したら改善した、という例もあります。

もしかしてうちの子たちの学校も…?と考えてしまいました。
これからさらに授業で、PCやタブレットを使うのが当たり前になっていく中、こうしたネットワークの課題はより顕在化してくるかもしれませんね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

