この記事では、EasyBlocks リモート監視管理のSSHコンソールからSSHログインする方法について紹介していきます!
EasyBlocks リモート監視管理は、SIMが搭載可能な監視サーバーアプライアンスとなり、現地のネットワーク環境を使わずモバイル通信から設定や操作をすることが可能です。そんな本製品には、SSHコンソールという監視対象となる機器にSSHログインできる機能があります。
そこで今回は!
EasyBlocks リモート監視管理に搭載された機能であるSSHコンソールからSSHログインする方法について紹介していきます。
はじめに
今回、ご紹介する機能はEasyBlocks シリーズの中でもEasyBlocks リモート監視管理のみが持つ機能になり、使用するバージョンは以下の通りとなります。
EasyBlocks リモート監視管理:バージョン 1.0.4
この機能は「SSHに対応した機器へSSHでログインし、その機器のコマンド操作ができるようになる機能」となります。現地に設置している監視機器を遠隔でコマンド操作できるため、機器の設定変更や再起動などの保守作業に活用できます。また、モバイル通信を利用することで閉鎖環境にある機器のコマンド操作も可能です。
本機能はHTTPSアクセス時のみ使用可能です。
※本記事でご紹介する「SSHログインする方法」では、初期セットアップがされていることを前提としています。
☟初期セットアップ方法は、以下の記事から確認できます☟

SSHログインする方法
まず、サービスのSSHコンソールタブからコンソールページへの[リンク]を押します。

[リンク]を押すと、SSHログイン用のページに遷移します。

SSHログイン用のページから接続先の対象を指定し、Connectを押すとSSHログインすることができます。

① Hostname:接続先となるホストのIPアドレスを入力します。
② Port:SSH接続先のポート番号を入力します。未入力の場合、自動的に22番ポートとなります。
③ Username:SSHにてログインする際のユーザー名を入力します。
④ Password:SSHにてログインする際のユーザー名に対応したパスワードを入力します。
本機能での接続についてはパスワード認証でのサポートとなり、鍵認証(Private Key)及びワンタイムパスワード認証(Totp)についてはサポート対象外となります。
そのため、鍵認証・ワンタイムパスワード認証をご利用する場合には、ユーザー様での機能ご確認の上でご使用ください。
SSHログインに成功すると、Webページ上から対象機器のコマンド操作ができます。

リアルタイムで機器の状態を表示するような「top」コマンドも使用できます。

以上の方法で、対象機器へとSSHログインすることができます。
最後に
SSHコンソールでSSHログインする方法についてまとめますと…
● SSHに対応した対象機器にSSHログインできる。
● SSHログインした機器をリモートでコマンド操作が可能。
● Webページ上からコマンド操作できるため、保守作業にも活用が可能。
今回はEasyBlocks リモート監視管理のSSHコンソールでSSHログインする方法について紹介しました。「死活監視している機器をコマンド操作できるようにしたい!」という方のご参考になれば幸いです。
☟今回紹介した製品は、コチラになります☟

また、SSHコンソールの機能については、OpenBlocks IoTシリーズの「FW5」にもWEBコンソール機能として搭載されています。
