みなさん、こんにちは。
ぷらっとホーム事業推進グループの清水です。
今回は、Windows Server 2016のサポート終了をきっかけに拠点のサーバー構成を見直す際、DHCP・DNS・Syslogといったネットワークの裏方機能をどう扱うべきかについてご紹介します。
現場でよく聞く声

拠点のサーバー、メインの業務システムだけじゃなくて、DHCPやDNS、Syslogまで全部同じ箱に載せてるんです。Windows Serverの入れ替えを機に、業務システムはクラウドに移すことになったんですが……ネットワークの裏方の機能まで、一緒にクラウドに持っていけるものなんでしょうか?
実際のところ、
拠点にある物理サーバー1台の中に仮想化環境を構築し、メインの業務システムと、DHCP・DNS・Syslogなどを同居させる。
こうした構成はコスト削減や省スペースの観点から、これまでのシステムでは実によくあるパターンでした。
なぜ今、この悩みが増えているのか
ご存じの方も多いと思いますが、Windows Server 2016は、2027年1月12日に延長サポートが終了します。この日を過ぎると、新たな脆弱性が見つかってもMicrosoftから修正プログラムが提供されなくなり、セキュリティ上のリスクが一気に高まります。
サポート終了まで残り半年を切ったいま、拠点のサーバーを「棚卸し」して、入れ替えや移行を検討する組織が急増しているタイミングです。
このとき悩ましいのが、「1台に複数の役割を持たせていた」拠点サーバーの扱いです。メインの業務システムは、この機会にクラウドサービスへ移行するケースが多く、弊社にお寄せいただくご相談でも、オンプレミス(自社の拠点や社内に機器を置く形)を維持するよりも、仮想化基盤を含めたクラウド移行を検討されるお客様が多くいらっしゃいます。
悩ましいのは「ネットワークの裏方機能」の行き先
一方で、DHCP・DNS・Syslogのような「ネットワークの裏方機能」は事情が異なります。
これらは拠点内の機器(PC、複合機など)と直接やり取りする必要があるため、クラウド側へ移行することが難しいケースがあります。
結果として、「メインシステムはクラウドに引っ越したけれど、ネットワークの裏方機能だけが拠点に取り残される」という状態が生まれます。
「もう一台、汎用サーバーを」では同じ悩みを繰り返す
ここで多くの担当者が最初に考えるのが、「じゃあ拠点にもう一台、汎用サーバーを新しく立てよう」という選択肢です。
しかしこれでは、次にそのサーバーのOSがサポート終了を迎えたとき、また同じように「入れ替えるか、どうするか」という悩みを繰り返すことになってしまいます。
解決策:裏方機能は専用のネットワークアプライアンスに任せる
ここで検討したいのが、DHCP・DNS・Syslogのような機能を、汎用サーバー(Windows ServerやLinuxサーバー)で無理に賄うのではなく、その機能に特化した「ネットワークアプライアンス」に任せるという考え方です。
たとえば「EasyBlocks DDN1」はDNSとDHCPの機能を一体にした専用機器、「EasyBlocks DHCP」「EasyBlocks Syslog」はそれぞれの機能に特化した専用機器です。
汎用OSを載せた多目的サーバーとは違い、あらかじめその役割に絞って作られているため、不要な機能や複雑な設定が不要なため、運用がシンプルです。
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運用面での最大のメリット
もっとも大きなメリットは、「次のOSサポート終了に、また全部を巻き込まれずに済む」という運用面の安心感です。
メインの業務システムをクラウドへ移す棚卸しのタイミングで、拠点に残さざるを得ない裏方機能だけを専用アプライアンスに切り出しておけば、その後のシステム更新のたびに拠点サーバーを一台丸ごと入れ替える、という負担からも解放されます。
まとめ
Windows Server 2016のサポート終了をきっかけに、拠点のサーバー構成を見直す組織が増えています。
メインの業務システムはクラウドへ、けれどもDHCP・DNS・Syslogのようなネットワークの裏方機能は拠点に残さざるを得ない。

そうした場合こそ、汎用サーバーを新しく立てるのではなく、専用のネットワークアプライアンスに任せることを検討してみてください。
今回の棚卸しは、今後のOSサポート終了に左右されない拠点運用の体制を整える、良い機会になります。
拠点サーバーの棚卸しやDHCP・DNS・Syslogの切り出しについてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
