いきなりですが、弊社ぷらっとホームはDHCPサーバーのアプライアンスを販売しています。
販売をしているのですが、自分の家のDHCPが今どれだけIPアドレスを配ってるいのか、確認したことがありませんでした。まさに 灯台下暗し。
ということで今回は、自宅のルーターの管理画面を開いて、払い出し状況を覗いてみたという記事を書いてみました。
覗く前に予想してみる

我が家はは4人家族。パソコンは1台のみ。パソコン1台・家族のスマホ・ゲーム機が数台。 多くても8台ってとこじゃないかな、と予想して管理画面を開きました。
いざ、払い出しリストとご対面
管理画面のDHCPリース一覧を開くと、MACアドレスと割り当てられたIPアドレスがずらーっと出てまいりました。

書き出すと以下のようになりました。
- パソコン
- 自分のスマホ
- 自分のスマホ(2台目)
- 嫁のスマホ
- 娘のスマホ
- 息子のスマホ
- 目覚まし専用スマホ
- iPad
- Nintendo Switch
- Nintendo Switch 2
- PlayStation 5
- リビングのテレビ
- インターホン
- ペット監視用IPカメラ
- エアコン
- 空気清浄機
まずスマホが6台。4人家族なのですが、予備機と目覚まし用に置きっぱなしにしている古い端末が残っていました。
意外だったのはインターホン・エアコン・空気清浄機。
この3つがネットワークにいるとは思わず、買ったときに設定した記憶がうっすらある程度で、完全に存在を忘れてました…。特に空気清浄機は遠隔操作をする機会も全く無く、ネットワークにつないでいる意味あるのかな?と改めて思ったりもしました。
身に覚えがない機器が何なのか調べるのは意外と大変
さらっとリストにしましたが、上から順にすんなり分かったわけではありません。
MACアドレスの上位3オクテットはベンダーコードになっていて、ここを調べればどこの会社の機器かが大体わかります。

ちなみにこの部分はOUI=Organizationally Unique Identifierといって、IEEEがメーカーごとに割り当てている識別子です。IEEEが一覧を公開しているので、検索サイトにMACアドレスを貼れば一発で出てきます。
Apple とか Nintendo とか、知ってる名前が出てくれば話は早いのですが、問題はそうじゃないとき。
- WNC(Wistron NeWeb Corporation)
- CHONGQING FUGUI ELECTRONICS CO.,LTD.
みたいなのが出てくると、なんの機器かサッパリです。

これ、エアコンや空気清浄機みたいな家電だと、Wi-Fiまわりの通信モジュールを専業のベンダーから供給を受けていることが多いです。
なので、OUIを引いて出てくるのは家電メーカーの名前ではなく、中に入っている通信モジュールを作った会社の名前だったりします。「ベンダー名がわかれば機器もわかる」という前提が、家電相手だとけっこう崩れます。
結果
予想8台に対して、実際は16台。ちょうど倍でした。
4人家族で16台ということは、1人あたり4台。 「うちはパソコン1台だし、ネットに繋がってる機器は少ないほうっしょ」と思っていたけど、全然そんなことなかったです。
パソコンはもはや、うちのネットワークの16分の1でした。
家って気づかないうちに、小さなオフィスぐらいのネットワークになってるんだな。と実感しました。
これが学校だったら?
ここでちょっと真面目な話です。うち(4人)で16台。

これが児童・生徒が何百人といる学校だったらどうなるのか。
ざっくり試算してみると、例えば児童600人の学校なら:
- GIGA端末:600台(1人1台)
- 先生・職員の端末:50台ぐらい?
- アクセスポイント、プリンタ、電子黒板、サーバー類:50台ぐらい?
軽く700台超え。うちの40倍以上です。
700台にIPアドレスを配って、どの端末がぶら下がってるか把握して、IPが枯渇しないように管理して・・・16台の特定作業でもなかなか大変だったので、これを家庭用ルーターの管理画面を見る感覚でやるのはさすがに厳しいと感じました。
まとめ
自宅のDHCPを覗いてみたら、思っていた倍の機器がぶら下がってた、という話でした。みなさんもぜひ一度、自宅のルーターの管理画面を覗いてみてください。
たぶん思ってたよりも多いという結果になると思います。そして知らない端末に気づけるかどうかって、実は立派なセキュリティの第一歩だったりします。
ちなみに何百台・何千台の規模でこれをやらないといけない学校や企業のみなさんには、EasyBlocksシリーズのDHCPという製品があります。ホストの一括登録やリース情報の移行もできるので、お困りの際はぜひご覧ください。

自社製品と同じことを自宅でやってみると、意外と気づくことがあるものですね…!また何かこの路線の面白いネタが見つかったら記事にしてみたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

