前回から引き続き【製品紹介】第2弾といたしまして…
今回の記事では EasyBlocks DHCPをあまり知らないという方に向けて、 EasyBlocksDHCPシリーズを私(瀬口)と倉持さんで紹介していきます!
EasyBlocks DHCPって前回のブログでも少し紹介していましたよね?
そうですね。前回は”EasyBlocks”の中でもDHCPサーバーに特化している製品としてご紹介しました。今回はそのEasyBlocks DHCPについてご紹介します。
☟前回のEasyBlocksシリーズのご紹介ブログはコチラ☟
はじめに
まず、EasyBlocks DHCPで扱えるDHCPサーバーについて簡単に説明します。
DHCPサーバーとは「IPアドレスを払い出すサーバー」なのですが、
文字だけではピンっとこないかもしれないために画像と一緒に説明していきます。
始めに、DHCPサーバーには払い出したいIPアドレスのサブネットワークを登録することができます。
そこにDHCPクライアント(PCやネットワーク機器等)がIPアドレスを要求すると、DHCPサーバーはサブネットワークからIPアドレスを払い出しています。
分かりやすく言い換えますと、DHCPサーバーが「土地」、サブネットワークが「マンション」、IPアドレスが「住所」、DHCPクライアントが「住民」みたいな感じです。
つまり、DHCPクライアントが「このネットワークに住みたいけど、どこに住めばいい?」とDHCPサーバーに聞くと「あなたはこの住所に住みなさい!」とサブネットワークからIPアドレスが払い出される。といった感じです。
このようにして、IPアドレスを払い出すDHCPサーバーをEasyBlocks DHCPでは簡単に扱えます!
サブネットワークは[192.168.100.0]や[192.168.1.0]のように複数立てられます。
サーバーの中でいくつか立てられるってことは、例えば支社ごとに本社の方で管理できるってことですか?
そうですね、支社ごとにサブネットワークを振り分ければ、本社からはDHCPサーバーだけで管理できます。
1台で楽に管理できるってことですね!
EasyBlocks DHCPの機能
ここからはEasyBlocks DHCPの機能についてご紹介します。
DHCPサーバーに特化した EasyBlocks DHCPです。
機能としてはシンプルで IPアドレスをパソコンや他のサーバー等に払い出し、ネットワークに接続できるようにします。払い出せる IPアドレス数(適用規模端末数)によって型番が分かれており、2000, 4000, 6000と3種類あります。
型番(モデル)ごとの指標
基本機能
DHCPアプライアンスとしての基本的な機能です。
● IP/MACアドレスによる、固定割り当て/動的割り当て
・手動入力されたIP/MACアドレスを固定IPアドレスとして割り当てます。
・クライアントのMACアドレスに動的IPアドレスとして割り当てます。
● IP/MACアドレスによる、動的割り当て禁止
・払い出さないIPアドレスを設定し、動的IPアドレスの割り当てを禁止します。
● リース状況の表示
・割り当てているリース(貸出)アドレス数や時間などを表示します。
● 割り当て前Pingチェックの設定
・払い出すIPアドレスが既に割り当ているかのチェック有無を設定できます。
● サーバ時のサブネット情報設定
・サブネットワークの設定ができます。
WebUI搭載
WebUIにより、コマンドやプログラムを必要とせず、ブラウザから簡単に設定できます。
CSVファイルエクスポート/インポート
IPアドレス払い出し先のホスト情報(部署名、使用者名、MACアドレス、固定IPアドレス)をCSVファイルとしてエクスポート/インポートができます。
ログ表示機能
DHCP本体のログを表示、ダウンロードすることができます。
初心者の私でも、土地やマンションの例でよく理解できました。導入から設定までシンプルかつ、容量ごとにモデルが選べるのも良いですね!
☟EasyBlocks DHCPよりIPアドレスの払い出す設定方法は、コチラの記事で紹介しています☟
最後に
EasyBlocks DHCPについてまとめますと…
● WebUIから簡単にIPアドレスを払い出せれる。
● DHCP設定やホスト情報の引き継ぎ可能。
● 必要十分な機能だけで低コスト。
今回は、 EasyBlocks DHCPについて簡単に紹介しました。「EasyBlocks DHCPがどんなものか簡単に知りたい!」という方のご参考になれば幸いです。