はじめに
みなさんこんにちは、ぷらっとホーム営業部の清水です。
今回のブログは10年以上ご愛顧いただいているEasyBlocksシリーズの歴史part3となります。
EasyBlocksの歴史シリーズ、本パートで最後になります。
2022年から2024年現在にいたるまでの歴史を営業目線で振り返っていきます。
<過去シリーズはこちら>
【営業が語る】EasyBlocksの歴史〜part1〜
【営業が語る】EasyBlocksの歴史〜part2〜
EasyBlocksの進化をさかのぼる
2022年3月 「EasyBlocks DDN1」
ネットワーク構築に必要なDHCPやDNSサーバー機能に加え、各ネットワーク機器の時刻同期に必要なNTPサーバー機能が1台にまとまった製品です。
終息となった小型の統合型モデル「EasyBlocks IPv6」の後継機としての側面もあり、小規模な拠点にご利用頂いています。
当時の記事:ASCII.jp「ぷらっとホーム、手のひらサイズのネットワークサーバー「EasyBlocks DDN1」」
2023年3月 「EasyBlocks Network Reporter」
「EasyBlocks Network Reporter」は、
「EasyBlocks Syslogシリーズ」のSyslogサーバ機能に、ネットワーク機器の、CPU・メモリの使用率やネットワークトラフィックの負荷状況などのレポート機能を搭載した製品です。
今日現在では「ヤマハ製RTX/NVRルーター製品」「Fortinet社のUTM」に対応しています。
「YAMAHA社ルータ」「Fortinet社のUTM」といった、お客様が多数採用されている機器と連携が可能なため、お客様からご注目頂いている製品となります。
2023年10月 「EasyBlocks 監視」
終息となっていた「監視BlockS」の後継に当たる製品です。
Zabbix等、高機能な監視ソフトの需要が増えた影響もあり、「監視BlockS」の終息後、後継に当たる製品がしばらくなかったのですが
昨今の、台数が大幅に増えた「IPカメラ」「無線AP」等に対して、単純な死活監視のみ行いたいというご要望にお答えして、リリースしました。
参考記事:「監視アプライアンス「EasyBlocks 監視」の様々な活用例」
当時の記事:クラウドwatch「ぷらっとホーム、シンプルな機能に絞った小型監視アプライアンス「EasyBlocks 監視」」
2024年1月 「EasyBlocks Syslog HX 2T/1T」
「EasyBlocks Syslog」の上位モデルです。
容量が最大2TBと増え、
UTM等の大量のSyslogメッセージを長期間保存したいといったご要望にお答えした製品となります。
直近では、医療機関等や自治体といったセキュリティを重視しているお客様からのお問い合わせが増えています。
参考記事:「【厚労省&徳島県から学ぶ】医療機関のログ管理、どうしたらいい?」
当時の記事:クラウドwatch「ぷらっとホーム、Syslogサーバーアプライアンス「EasyBlocks Syslog HX」を発売 ログの受信性能を最大4倍に高速化」
2024年2月 「EasyBlocks リモート監視管理」
「EasyBlocks リモート監視管理」は、
遠隔地における保守作業を支援するアプライアンスサーバーとしてリリースさせて頂きました。
「EasyBlocks 監視」と同等の監視機能に加え、
遠隔地の機器へのリモートアクセスや、
オプションのリブーターと組み合わせることで遠隔地の機器の電源ON/OFFが可能な製品です。
今まで現地に行かないと行えなかった作業の回数を少しでも減らしたいとの要望にお答えしました。
当時の記事:クラウドwatch「ぷらっとホーム、リモートからの保守作業を支援するアプライアンス「EasyBlocks リモート監視管理」」
2024年3月 「EasyBlocks Syslog ProLine」
「EasyBlocks Syslogシリーズ」の最上位モデルとしてリリースした製品となります。
お客様からの、大容量・ストレージのRAIDレベルの変更・複数筐体を使用したHA構成、といったご要望を元に、製品化させて頂きました。
まだリリースして間もないですが、すでに多数のお問い合わせを頂いており、ログ保存の重要性が普及してきたことを実感しています。
まとめ
3回にわたり、EasyBlocksシリーズを振り返ってみて気付いたのですが
直近のモデルでは、
「EasyBlocks Network Reporter」のYAMAHA社ルータ・Fortinet社UTMとの連携や、
「EasyBlocks Syslog」の新機能「Zabbixサーバーへのログ転送」など
他社製ネットワーク機器との連携が増えています。
今後のEasyBlocksシリーズですが、他社製品を補完・他の機器と連携する機能が増え
他社製品と組み合わせて導入されることが増えていくのではないでしょうか。
記事投稿日の6月12日から行われる「Interop Tokyo 2024」では、Zabbix社ブースの一角に弊社も出展させて頂きますので、お時間があれば是非お立ち寄りください。