【営業が語る】OpenBlocksの歴史 part3

はじめに

みなさんこんにちは、ぷらっとホーム営業部の清水です。
今回のブログは20年以上ご愛顧いただいているOpenBlocks シリーズの歴史のpart3となります。

part1では2003年までの歴史、
part2では2005年から2020年までの歴史を振り返りました。

OpenBlocksの歴史シリーズ、本パートで最後になります。
2013年から2024年現在にいたるまでの歴史を営業目線で振り返っていきます。

OpenBlocksの進化をさかのぼる

2013年9月「OpenBlocks A7」

2013年9月には「OpenBlocks A6」の機能強化版となる「OpenBlocks A7」の発売を開始しました。

1ポートのみだったイーサのポート数を2ポートに増やし、メインメモリを512MBから1GBに、Flash ROMを64MBから256MBへ拡張するなど、「A6」からインターフェイスや性能を強化したモデルでした。
また「Power over Ethernet(PoE)」受電に対応しており、近くに電源がない場所でも設置が容易となりました。

工場出荷時オプションとして、3G通信モジュールとRS-485モジュールが提供されており、センサーデバイスや計測器の観測・制御・中継、データロギングといった、M2Mゲートウェイとして、ご採用頂いた製品となります。

2019年10月「OpenBlocks IX9」

2019年10月には「OpenBlocks AX3」の後継となる現行機の「OpenBlocks IX9」の発売を開始しました。

マルチネットワークに対応する4ポートのイーサネット、動画用カメラやマイク・外付けストレージ等との接続用にUSB3.0を2ポート、OpenBlocksシリーズでは初となる「ディスプレイ接続用ポート」を搭載し、インターフェイスが充実したモデルとなります。

また、お客様の用途に合わせ「Debian Linux 搭載モデル」・「Windows 10 IoT Enterprise搭載モデル」・IoT向けの様々な機能を搭載した「IoTゲートウェイソフトウェア FW5 搭載モデル」をご用意させて頂いており、様々な用途でご活用頂ける製品となっています。

遠隔地に設置するケースも多いため、遠隔地の「IX9」の遠隔管理・制御が可能な「AirManage 2」にも対応し、技術者の方が現地に行く回数を大幅に軽減することが可能となります。

ポート数が4ポート搭載しているため、OpenBlocks AX3の4ポートモデルと同様に、ネットワークアプライアンスのベースハードウェアとして、ご採用頂くケースが多いです。

2023年3月「OpenBlocks A16」

2023年3月には、現在最新モデルの「OpenBlocks A16」の発売を開始しました。

「OpenBlocks A7」の後継となり、イーサネット×2(1ポートはPoE受電に対応)、USBポート×2は引き続き搭載しており、有線生産設備や電力設備などの通信で活用できる「RS-485」を追加で採用しています。

「OpenBlocks A7」と同様にM2Mの用途や、IoTゲートウェイとしてご採用頂くケースが多い製品です。

まとめ

3回にわたり、OpenBlocksシリーズを振り返ってみましたが、
現行機である「IX9」「A16」は基本的な機能や外観に関しては、10年前のモデルから大きな変化はありません。

しかしながら、スペックの向上やお客様のご要望に合わせたインターフェースの変更等を行い、お客様が使いやすい製品として、地道に進化を行っています。
それに伴い、以前までは負荷が高すぎて使用できなかった用途でも、ご採用頂くケースが増えています。

これはEasyBlocksシリーズにもいえることですが、当社の製品はお客様のご要望を元にアップデートや新機能の追加、製品開発を行っています。
直近では「Zabbix全国5都市キャラバン2024」や岐阜・大垣で開催される「Syslog・監視サーバー 特別ミニ展示会&無料相談会」などのイベントがありますので、些細なご意見でもぜひいただければと思います。

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